このレビューはネタバレを含みます▼
無理やりからの脅迫、異常なまでの束縛。凄まじい執着愛でした。始まりを間違えてしまった2人の行き着く先が丁寧に描かれていました。受けの身体は自由にできても心までは手に入らない苛立ち、自分をクズだと認めながらも解放してやれない苦しさ、受けを壊してしまうかもしれない恐怖。破滅しかないとわかっていても諦められない攻めと、心では拒絶しながらも身体はあっけなく陥落してしまう自分に嫌悪する受け。2人の間には歪んだ優越感やら愛執やら憎しみやらの感情が複雑に絡まっていて、それぞれの葛藤がそれぞれの視点から綴られています。