このレビューはネタバレを含みます▼
内容はしろやぎさんの作品らしく「見えているところ」によくスポットが当たっていて読みやすかった。
作品中で「被害者」となっている少年。そしてその親。この人たち、どこまでも被害者面で見ていて腹が立った。
自分は何人にも嫌な思いさせて、描かれている限り2人も不登校に追いやって、その贖罪を果たしたかと思えば「旦那が耳を貸さない」で養育もせず他者への被害へ丸投げ。「加害者」と書かれた子たちはイジメをしてましたか?誰にも言えない、こんな汚い感情、と誰も知らないSNSのアカウントにされた事を書くのってイジメなの?SNSってそう言う吐き出す場所だと思ってましたし、思ってますよ私は。
我慢する側はどこまでもお利口でいなくてはいけないの?本人や、級友に愚痴ってもない、過去の事掘り返してなじってもない。すごく優しい子たちにむしろ感謝ですよ。この「被害者」は。本当ならもっと壮絶な仕返しがあっても文句言えない。この「被害者」がみんなの前で謝った事、何で親は知らないの?もう家庭の問題でしかないと思う。それを都合よく子どもの自さつ利用して「旦那がわかってくれない」に置き換えて「誰もわかってくれない」と都合よく起こった事の一部を抜き出して晒しあげて。
「僕は僕のした事をさられない、みんなもそうかな?」っては?みんなはお前にされた事忘れたくても忘れられなくて傷ついて悩んでいる。それすらここまできてわからないの本当にヤバい。
我が子も粗暴な子に虐められ同じような目に遭ったが、そこの親もこんな感じなのか、と思ったら
こちらは夫婦で学校に何度も足を運び、校長担任とも面談して、仕事何度も休んで学校の様子見守ったり、行き渋りに付き合ったりしたけど
一度も面談に来ない、学校で会っても夫婦でニコニコしてこちらを認識すらしていない、一度も謝られた事ないとモヤモヤしてたアイツらの思考がよくわかった。
こいつらはどこに行っても同じ目に合うし、あって欲しい。
お前がされた事覚えてて欲しいなら、安心しな。こちらもされた事一生恨んで覚えてるから。