maikoさん

主人公の小雪ちゃんの気持ちに終始共感しっぱなしでした。人を信じられず、分厚い城壁を作っている女の子で「静かにいられれば良い」と諦めたような子なのですが、そこに至るまでに様々な気持ち、出来事、辛さがあって、綺麗なだけじゃない、ドロドロとした感情は読んでいるこちら側も苦しくなるくらいにはっきりと伝わってきました。小雪の周りにいる子達にもそれぞれの辛さがあって、複雑に絡み合う人間関係に時に苦しくなったり、嬉しくなったり、終始翻弄されまくりでこんなに楽しくて、辛くて嬉しくなる漫画は初めてでした。物語じゃない、他人事じゃない私達の物語であるとも感じました。全人類におすすめしたい最高の作品です！