エレンの巨人化の力は、その後もどう扱うべきか調査兵団の中で大きく意見が割れ、エレンは裁判にかけられることになります。その裁判の場で、エレンが自分を信じるよう叫んだのがこちらのセリフ。
権力者たちに好き放題言われ、エレンの怒りが爆発する場面です。このセリフ自体も名言ですが、この後エレンを助けるためにあえてボコボコにエレンを蹴りまくるリヴァイ兵長もかっこいい……！
また、このセリフは日常生活でもネタ的に使いやすいところもポイント。何かを任せてほしいときなどに叫びましょう！「いいから黙って全部オレに投資しろ!!」

壁の外での調査中、仲間のピンチに巨人化すべきエレンが迷った場面でのリヴァイ兵長の名言。自分を信じて巨人化しても、調査兵団の判断を信じて今はこらえるのも、エレンの自由。悔いが残らない方を選べとリヴァイは静かに諭します。
冷静な言葉ですが、その裏には今までさまざまな判断をし、その中で多くの仲間を失ってきたリヴァイの心情が見え隠れします。自分を信じることが正しいのか、仲間を信じることが正しいのか、その結果はいつもわからない。だからこそ悔いが残らない方を選ぶべきだ――。静かですが心に沁みる名言です。

ここでクスっと笑えるやつを。森の中で巨人の叫びを聞いたときのサシャのセリフです。
今の叫びは追い詰められた獣と同じだ、と言うサシャを不審がるミカサ。そのミカサに「森なめたら死にますよ！」「野菜作ってた子にはわからないですよ！」と言うサシャ。さすが野生児です。
緊迫した場面なんですが、喋り方もあってサシャのセリフはどれもほっこりさせられますよね。「「蒸かした芋」です！」（4巻／63p）とも迷ったんですが、今回はこちらで。