吉原の自警団・百華を統べる“死神太夫”こと月詠。吉原を守るためにたった一人で何もかも背負いこんでいた月詠でしたが、銀時らと出会ったことで心を開いていきます。しかし、月詠の師・地雷亜は、美しくあるため、月詠に己や仲間を捨て孤独に戦うことを要求するのでした。これは月詠から全てを奪おうと銀時に瀕死の重傷を負わせ、吉原を焼き払おうとする地雷亜へ放った言葉です。
【この名言は30巻に収録されています】

地球を攻撃しようとする破壊兵器を止めるべく、決死の戦いを試みるテロリスト集団・鬼兵隊。鬼兵隊を率いる高杉は、次々に命を落としていく仲間達を決して振り返らず、絶望的な状況の中で奇蹟を起こそうとします。自分を信じ、ともについてきてくれた鬼兵隊の死を無駄にしないために。その覚悟がひしひしと伝わってくる名言です。
【この名言は71巻に収録されています】

スキャンダルによって人気アイドルの座から転落し、「歌って闘うアイドル」として女子プロレスのリングに上がった寺門通。そんなお通の姿を見て神楽がしみじみと述べた台詞です。怒涛のギャグシーンの一コマとして描かれたものですが、よくよく考えると深い言葉なのではないでしょうか。今まさに夢を追いかけている人にも、「人生の目標がない」となんとなく物足りない毎日を過ごしている人にも思い当たるところがあるはず。
【この名言は6巻に収録されています】