ハライタさんがつけた評価
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作者ごとに個性のあるキャラやタッチ、表現の仕方など好みは分かれると思います。
別れて当然だと思います。
ただ、この場で申し上げたいのは発想力の素晴らしさにあります。
『○道』とつくものは技・芸術などの人や自然を相手にしたものであり、それらの精神真髄を極めんとするもの。
性行為を道として極める芸事に昇華させ、そこに精神世界を組み込ませるとの発想、、、
ただの快楽・本能欲求の一つとしてしか捉えることの出来ていなかった、自分自身の浅はかさを痛感させられました。
道を極めようとしてる中で、恋愛感情の芽生え、性行為の快楽に溺れてしまう描写など、人間のリアルが生々しく描かれています。
道のりは長く、時として感じてしまう自己嫌悪感。
それを否定する為の弱くちっぽけな自己肯定感を拠り所にし、その中にある微かな真髄を矜持として成長していく青春ラブコメ漫画。
良作でした。(閉じる)
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