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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP > 特集一覧 > オカルト恐怖体験2017【発表】
女の子
これは、私が小学5年生の頃に体験した話です。
毎年、夏休みは母の田舎(九州)に帰省してお墓参り、キャンプや花火をしていました。
その年も同じく帰省したおじ(母の兄)に連れられ少し離れた海水浴場へ母、私、弟妹、おじとその息子2人と姉、おば(母の姉)の娘と行きました。
キャンプ場へ着いたのは夕方、テントをはって食事を済ませ就寝のためそれぞれの寝床へ。
私と従姉は年が近く仲がよかったので一緒に車で寝ることにしました。
テントは少し離れた場所、隣の車にはおじの息子2人と弟。
少し暗くなっていたので先に私たちは懐中電灯を持って車へ向かいました。
従姉が車内に寝床を準備している時、私たちの車と弟たちの車の間に、白い着物に赤い帯をした小学2、3年生くらいの女の子が座っていました。
私は視力があまり良くなかったのでぼんやり見えたその女の子にいつもの調子で「どうしたん?迷子?」と声をかけました。その声を聞いて従姉が車から「なにー?」と顔を出して聞いたので、私は振り返り女の子の事を説明すると、従姉は「女の子なんかいないよ?」
私は女の子へ振り返るとそこにはもういませんでした。帰ったんかな…その時はそう思い従姉と車に乗り込みました。少し遅れて隣の車へ弟たちが来て、隣の車へ入りました。私と従姉は懐中電灯をつけてしばらくお話しに夢中。
するとさっきの女の子の話になり、従姉がキャンプ場に着物って変じゃないかといいだし二人して沈黙。
鳥肌がたって怖くなってきたところで突然懐中電灯がちかちか、車に行く前に新しい電池を入れたばかりなのにしばらくチカチカして消えた瞬間。
二人で「ヤバいヤバい」「これ絶対ヤバい!!」隣の弟たちの車は既に暗く「テント行こ!」「うん」ドアに手をかけた瞬間前の窓にばばばばん!手形が!!?
二人は「ぎゃーーー」大声あげて車からテントに向かって走って逃げました。
テントに逃げ込み母に説明すると「あーそっちについてったん?あれやろ白い着物に赤い帯の子」その時わたしは女の子としか説明しなかったのに…
母が言うにはおばあちゃん家から付いてきていたらしく大人しかったから大丈夫と思ってたと、「年の近い子やし遊んで欲しかったんやろねぇ」と言われて二人で「あんな遊びはいややーーーー」

その後は何事もなく普通に楽しいキャンプで終わりました。
おばあちゃん家から付いてきてたなら、帰りも付いてきてたのかなぁ…

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