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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP > 特集一覧 > オカルト恐怖体験2017【発表】
母の声
今はないのですが、子どもの頃は頻繁に金縛りにあっていました。
その日も母と二人で寝室で煎餅布団を二枚敷き並んで寝ているときに金縛りにあってしまい、早く解けないかなと思いながら目をつむっていました。
いつも金縛りにあっても何事もなく、解けるまで目をつむっているか、無理矢理解こうと体に力をいれるのですがその日は上の方から「キィ・・キィ・・」と何かが揺れるような音がするのです。
正直気味が悪くなり、ただただ目を閉じ金縛りが解けるのをいのっていたのですが、次第に音が大きく、そして速くなっていくのです。
心臓の鼓動は速くなり、寒気がして鳥肌も全身に立ち、ついには無理矢理首を横にまげて声にならない声で母に助けを求めようとしました。
すると
「上をみろ!!!!」
目を見開いた母がそう叫び声をあげたのです。
恐怖のあまり反射的に上を見てしまい、そこにいたのものを直視してしまいました。
蛍光灯の紐の部分にロープをたらし、それで首を吊っている女性を。
そのまま自分はパニックになり死に物狂いで金縛りを解き、ただただ布団くるまっていることしか出来ませんでした。
その内音も止み、自分も気が抜けたのか、そのまま寝てしまいました。
今になってもあの人がなにを伝えたかったのかわかりません。
因みにこの日母は仕事で家には帰っていなかったそうです。自分は誰とねていたのでしょう?

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