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青年マンガ
虹ヶ原ホログラフ
1巻完結

虹ヶ原ホログラフ

762pt/838円(税込)

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作品内容

こんな作品はもう描けないと思います浅野いにお 「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交差する。子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生......あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 虹ヶ原ホログラフ

    762pt/838円(税込)

    こんな作品はもう描けないと思います浅野いにお 「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交差する。子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生......あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。

レビュー

虹ヶ原ホログラフのレビュー

平均評価:5.0 12件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 一生懸命に読まされる作品
    マンボーさん 投稿日:2023/7/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 ページ数にして300頁程、途轍もなく良い買物であったとは思う。ただ、答え合わせをしたくもなる作品。私の解釈では「件」と「パンドラの箱」この二つの伝説をモチーフにした話作りではないか、と考えた。解離性同一症を発症した少年のインナースペース内での話と単純化。そうすると、美しい風景も闇も、ドブ川も、人の中に混在するものとしての表現ではないか。そして、蝶が希望となるのでしょう。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 打ちのめされる
    Nh the app さん 投稿日:2021/5/20
    暗いよ〜〜もーー!なにーこれーー? というのが第一の感想。 この作者の本はこれで3冊目になるが、その範囲でどれを取っても陰鬱。変に美化せずに、不気味なリアルさを持つキャラクター、現実を想起させる緻密な背景、過度な脚色を消した淡々とした息 苦しい独白。 リアルなことはいいけど、何もこんなに暗黒ばかりを描かないでいいじゃない、と言いたい。 正直読むのがキツいのだけど、なんかスゴい!という気持ちにはなる。こういうインパクトを残してくれる本は貴重だと思う。 この本の話の構造は難しく、ネットの考察も参考に何度か読み直した方が、楽しみは広がると思う。 2人の兄妹を巡る、残酷な世界のループ。その先に何を見出せるのかは読み手次第の、深くこんがらがった作品。 もっとみる▼
  • (5.0) 病んでるね
    カラフラヱさん 投稿日:2010/5/19
    登場人物がほぼ全員病んでいる感がありました。 そのせいか、珍しく何度か読み返してしまいました。 結局感情移入は殆ど出来ませんでしたが、どんな人も自分自身が持つネガティブな感情要素を掘り下げてみると、みんなこんなダークグレーな世界観で生き なきゃならないのか、それは辛すぎるんじゃないか、と思ってしまいました。 ニュースなんかで殺人事件が報道されてたりすると、思わず登場人物の○○と照らし合わせると、ないこともないのかな?と考えてしまう。 そんな作品です。 個人的には100%のオススメはしかねますが、見といた方が見解が広がるという点で★5つ。 暗くて深い話が無性に見たい時にオススメだと思います。 もっとみる▼
  • (5.0) 不思議な感覚
    Xiscaさん 投稿日:2012/9/9
    アタマの中の深いところで読む…という感じでした。 よく「蝶には魂が憑く」といわれますが、その意味を含めた“生き物”としての生々しさと、その蝶を介して繋がっていく、人々の鬱々とした感覚の不思議なストーリーに引き込まれてしまいました。 人の 純粋さ、残酷さ、家族、友達、人生…様々なものが、時間を前後して8ミリ映画のひとコマずつ流れていく感じでした。 暗い印象ではありますが、最後…それでも人はがむしゃらに、前を向いて強く生きて行かなければならない、という光が見えて何だかホッとしました。 もっとみる▼
  • (5.0) 胸に鈍痛
    しぐれさん 投稿日:2022/4/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 ソラニンで有名な作家さん。この作品もすごかったです。とてもよかった。正直、(比喩的な意味で&いい意味で)吐き気に似たような感覚を覚えるほど、重く鈍く難解な内容でした。色々な人間模様が複雑に絡み合っていて、なおかつファジーな世界設定なので、神経を研ぎ澄ませて読まなければ・・・という感じでした。一方で、もしかしたら、何も考えずに直感や自分の素直な感覚だけで読んでみてもいいのかなとも思いました。読む人によって、様々な感じ方や解釈があるのだと思います。浅野先生の世界観、すばらしかったです 続きを読む▼
  • (5.0) 頑張って生きよう
    ケヴィンシールズさん 投稿日:2009/2/24
    と思わされる作品。途中、あまりにも不穏で暗いストーリーの重圧に、ズキズキと心が痛むのですが、はりつめた緊張感の中読みすすめて行くと、"命の素晴らしさ"が一つの出口となって読者を導いてくれます。 輪廻を思わせる構成も素晴らしく、リアルとリンク する様なテーマを扱っていて、色々考えさせられる漫画です。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

心理学要素てんこ盛り
分析:さーちゃん(シーモアスタッフ)
浅野いにお先生の異才ぶりが分かるサスペンス作品。フロイトの深層心理がベースにあり、主人公の鈴木アマヒコと物語の謎を握る有江が双子の兄妹である事、アマヒコが母親に、有江が父親にエディプスコンプレックスを抱えている事、「蝶」が死を、「ブリキの箱」が再生を意味する事などが分かるごとにハマります。

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