とにかく、イイ話です〜! 気持ちが優しくなれます。
祖母と2人暮らしだった暁(サトル)が子供の頃に公園で捨て子の赤ちゃんを見つけ、衛(マモル)と名付けて育てることに。1年後に正式に祖母の養子となった衛とずっと一緒に暮らしていくことを決意
していたが…。 母親がいないことでいじめられてた衛や複雑な状況での暁の気持ち、互いに素直に気持ちを表せない心理描写、祖母の死後も衛と2人だけで暮らしていた「家」での様々な出来事が丁寧に描かれています。最終的には「大切な家族」で「かけがえのない愛しいひと」というのがベースにあるんだなとわかるストーリー。親戚の子供を預かることからトラブルにも巻き込まれ、そのことで衛と近からずも遠からずのキーパーソンが途中で現れます(この時はまだ直接関わりはない)。そんな暁×衛の話が〜9話前半まで。
9話後半からは、追ってけば暁につながるストーリーです。母子家庭の和之の幼い頃に母親が赤ちゃんだった弟と一緒に失踪、何も知らず母親の帰りを待つ和之。隣に住んでいる麻野に引き取られ、それから20年近く一緒に暮らしていたが、ある日友人の情報から、自分と似た人間がいる事を知り…。和之と麻野の心の絆が、泣ける〜!
この麻野さんって、イイ人なのよ〜〜(><)/
あるとき、和之のために距離を置こうとするけど、結局離れられないのは浅野さんも同じだったワケで、海外での危険な仕事も和之がいればこそ、「仕事よりも、無事に帰ってくる事だけを考えて…」ってトコがキュウウウウゥンとキました。和之と衛の接触があって、衛の家まで行くのですが、最終的には血の繋がりより心の絆を選んでたりして、清々しい気持ちで締めくくられてます。
どちらのストーリーも、すごいエロシーンて無いんだけど(ドキドキするシチュはアリ)、私の中での傑作・名作ランキングでは上位です! そのくらいイイ話でした。オススメ!
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