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ライトノベル
天涯の佳人
1巻配信中

天涯の佳人

552pt/607円(税込)

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作品内容

天才的な津軽三味線の技と音色──加々美達央(かがみたつお)は無名の若手三味線奏者だ。地方の大会での達央の演奏に、青年実業家の浅井祐司(あさいゆうじ)は一瞬で虜に! その稀有な才能に心を囚われ、「君を必ず檜舞台に立たせる」とスポンサーを名乗り出る。成り行きで同居を申し出た浅井は、恋人にするような優しさで達央に接してくる。ところが、浅井を独占する達央を妬むライバルが現れて…!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。

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  • 天涯の佳人

    552pt/607円(税込)

    天才的な津軽三味線の技と音色──加々美達央(かがみたつお)は無名の若手三味線奏者だ。地方の大会での達央の演奏に、青年実業家の浅井祐司(あさいゆうじ)は一瞬で虜に! その稀有な才能に心を囚われ、「君を必ず檜舞台に立たせる」とスポンサーを名乗り出る。成り行きで同居を申し出た浅井は、恋人にするような優しさで達央に接してくる。ところが、浅井を独占する達央を妬むライバルが現れて…!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。

レビュー

天涯の佳人のレビュー

平均評価:4.7 20件のレビューをみる

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高評価レビュー

試し読みの数ページが面白くて気になった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 超有名な三味線奏者の孫が初めて参加する大会。演奏が始まると度肝を抜かれる聴衆。その大会で弦が切れた。その時に、あれ、どうしたんだろう…と演奏を辞めてしまった受け。もうこの導入部分からして面白いんですよ!その後、音信不通の父を探すことになったり、この辺はすごい時代が感じられ、もはやこの設定が時代劇じゃん…て感じなんですけど、面白い!!プロになりたいとかじゃないのに、一日中三味線を引いて、もっと高みへと向かう受け。こういう自分との闘いみたいなのが、本当なんだろうと思います。でも、それを周りで見てる人が素通りできない気持ちもよくわかる。特に三味線に纏わる受けの思想については、もはやついていけねー!くらいの孤高の境地にあると思います。それでも、受けのそばでフォローし続けた浅井さんスゴイよ。ちょっと世間を知らない感じの受け、土手で三味線引いてたら石投げられたり、同郷の先輩からは自分の知らないところで燃え盛るような憎悪を向けられていたり、しかも浅井さんは女の人と良い感じで、自分のことはもうどうでもいいの?と、この辺のツラいことどんぶりで山盛り出される感じ、怒涛です。受けの鈍感さと繊細さが表裏一体となって、生きづらさを形成している。これそんなに分厚い本じゃないと思うんですが、中身は重厚です。本筋たるストーリーがこんなに面白く書ける作家さんそういないと断言します。受けが攻めと幸せになってくれて、本当に嬉しい。それが、演奏にも影響を与えて、良い循環が生まれたら良いなと思う。
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0件
2024年8月15日
すごくいい!
三味線ものと言うことで地味な物語なんだろうなと思っていましたが、びっくりする位よかったです。今までも夜光さんの小説は何冊も買っていましたが、文章がお上手だけれど再読したい本は無いなぁと言う印象でした。でもこれは違う。まず、天才と言える三味線の才能を持つ主人公のタツオは、自分ではその才能に気づかず、ただ弾きたいように三味線を弾いていると言う設定が良い。努力することもいとわず、その努力がさらに三味線弾きとしてのタツオの才能を開花させます。その音に一目惚れした攻めの浅井は、スポンサーとしてタツオの生活から気持ちまで、かゆいところに手が届く細やかさで気遣います。タツオは天才とはただ努力をひたすらする人…と捉えています。そして自分は天才じゃないけど、三味線弾きの祖父の教え通り、ただひたすら努力していきます。脆さと許し、苦しさと清廉さという相反する感性が彼の中にはあり、側にいる浅井は、あっという間に心を絡めとられていきます。なぜ浅井が性別も年の差も越えてタツオに惹かれるのかというのが、説明がなくとも手に取るようにわかるストーリー展開です。そしてベッドの中でもお互い敬語!ひー!悶えます!!読み終わったあとは、YouTubeで三味線を聴くことになること必至の小説。
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4件
2022年5月15日
すごく良かった!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 話に引き込まれました。内容や表現にも違和感ある所がなく手放しで良い話だと思いました。受が素直で前向き、野心なく三味線さえ引ければいいという性格なので観客でなくても応援したくなります。攻からの愛に気づかず最初拒んでしまうけど、一度だけ体を重ねた後は攻の他者への称賛や親密さにモヤモヤ・嫉妬するのも共感できました。Hも二回あってそれなりです(笑)最後は金田さんにしろお父さんにしろほっこりすっきりしたし、レビュアーさん方の高評価を信じて買って良かったです😊
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2件
2022年12月31日
ドラマチックで引き込まれます!
青森育ちで純粋無垢に育ってきた達央が東京で浅井や、色々な人と出会い関わるうちに、人間としても津軽三味線の奏者としても成長し、そしてプロを目指すようになるまでのお話し。津軽の厳しい冬にも似た強く激しい 三味線の音色が時にはもの悲しく、時には優しく物語とリンクしていて、本物の津軽三味線の演奏を聴いてみたくなります。読了後、まるで1本の映画を見終わった後のような感慨深い作品でした。
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1件
2022年5月18日
津軽三味線の情緒そのままに素敵な話でした
夜光さんの作品沢山読んでますけど〜その中でも最高に素敵な作品でした!受けの達央君の純粋な人柄と孤独な生い立ちからくる哀しげな津軽三味線の音が文章から奏でられていて胸に響きました。そんな彼を優しく温かく見守る浅井さんも素敵な人で〜。達央君の周りの人達も皆んな温かい人ばかりで癒されました。清らかな魂がそういう温かい気持ちを引き出すのかもしれませんね。何度でも読み返したいです。
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0件
2020年10月26日

最新のレビュー

芸の道の厳しさ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 名演者で名を馳せた祖父と共に三味線をしていた達央。ただ三味線を弾く。それだけのことばかりしてきた彼には、演者としての気負いがない。そう、天才ってやつなのですが、全く自覚ながないのです。危なっかしい達央を浅井が支えます。ドラマチックで一気に読んでしまいました。達央の父親のことがちょい不憫でしたね。夜光花先生作品に登場するおばさまっ、凄く頼れるかたばかりで、登場すると安心してしまいます。
いいね
0件
2025年4月11日

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