樋口美沙緒先生が好きで、作者買いでした。
ストーリーは同作者著「ヴァンパイアは食わず嫌い」と似ています。「ヴァンパイア〜」がお好きな方にはおすすめ。
狗神と人間のラブストーリーですが、エロが大変濃厚で素敵でした…。脇役たちも魅力的で
す。
樋口先生といえば、心理描写の達人!
なので、本作も攻め受けどちらの心の移り変わりも丁寧に描かれていて素晴らしかったです。
また、自然の描写がとても美しくて胸がいっぱいになります。まるで目の前に深い森が横たわっているような気分になるので…先生の描写力の高さに驚きます。
ただ、1巻の半分くらいまでは受けがとても独りよがりでイライラしてしまうかも。どうして攻めのことをわかろうとしないの!?と腹立たしくなりましたが、最終的にはさまざまな事件を経て2人が強く結ばれて胸がいっぱいになります。
イライラさせられたぶん、最後の感動はかなり大きかったです。エロシーンも想像以上に胸にきました。最高でした…。
2巻は1巻以上に受けにイライラさせられますw
全体の2/3くらいはイライラしていましたww
ただ、最後の怒涛の展開がすごくて…読み終わったあとは晴れやかな気持ちになれます。
2人を応援したい…幸せでいてほしい…と心から思えるので、イライラさせられたのはあえてで、すべて樋口先生の思惑通りなのか…?と思ったり。笑
お値段以上!お得なお買い物でした。
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