17歳の男子高校生・氷室樹は、親戚でもないが町いちばんの資産家である華宮家に出入りしていた。
華宮夫妻には子供がなく、1年まえ当主の邦彦が温室で育てている青薔薇を褒めた樹を気に入ったためである。
たまに学校帰りに遊びに行きお茶を飲む程度につきあっていた樹だったが、やがて関係はねじれ、体のものに発展する。
邦彦は樹を「イヴ」と呼び自分を「アダム」と呼ばせ、樹に「彼女に会わせてくれ」と懇願する。
その「彼女」とは一体……。
美少年、クール攻ストーリー。
【本作品はハニーボーイズVol.3に掲載されております】