28歳の同世代経済記者が書いた衝撃のレポート。この世界のどこかに解決策はあるのか?
WSJの若き記者が、米英からギリシャ、スペイン、イタリア、アイルランド、日本まで、不公平な境遇に苦しむ各国の若者を取材。政府の政策を検証し、ブラジルや中国へも“答え”を探しに行く。非正規雇用、低賃金、給付減、未婚、借金、同居……これらはいまや先進国共通の問題だが、解決への糸口はどこにあるのか。
【著者略歴】リヴァ・ フロイモビッチ ジャーナリスト。ニューヨークで育ち、ニューヨーク大学でジャーナリズムの学士号を取得。現在、主にウォール・ストリート・ジャーナル紙やダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズに執筆。リーマンショックからの世界恐慌、ユーロ崩壊、新興国の勃興、各国中央銀行や政府の金融政策を取材してきた。自身、本書のテーマである「Y世代」(1976~2000年生まれ)の一員であり、本書執筆時は28歳。ブリュッセル在住。