この作家さんも私にとっては初めてです。レビューに惹かれ、あとは直感で選びました。試し読みが無いから、賭けでしたが
読んだ結果、勝った！と思いました
今まで読んだ中で、似たような話はありません。初めての世界観。3つのストーリーは全く別の話だけ
れど、何処か物憂げで素直でない、人生に怖がりな女性が主人公です。男性も魅力的だけどガツガツしてない、察しの良い男性が相手です。どの男性も気が長い、愛してる女性のために待てる男性。男女の会話や情景の文章が文学的で素敵です。描写も丁寧で、すごく考えられてる文章です。Hシーンもしっかりあり、エロいでもそれがメインではないです。少しだけ惜しいのは、どの話ももう少し先の結末まで読みたかった、この男女はこの後どうしたのだろう？と思わせる終わり方であることです。でも、これがこの作者さんの美学なのかもしれません。色っぽい系のラノベは多数読むと、どれも同じ感じがして飽きてきますが、根気よく探すと、ランキングには上位になってないけど良い作品があります。そういう作品を発見するのに、皆さんのレビューを頼りにしてますこの作品も、いろいろ読んで読み飽きた人には新鮮だと思いますこの作者さんの他の作品は、ちょっと私の好きな方向の本じゃなさそうなので購入予定はなしこの作品みたいなものを希望します。
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