高齢化社会が進み、経済状況がひっ迫し日々の生活におけるストレスが増す中、健康への関心はますます高まってきています。
世には多くの健康本が出て、よく売れているものもありますが、とくに最近の傾向としては、
医療や薬を遠ざけるという趣旨をうたい、読者の健康に関する不安を軽くする、というものが見られます。
本書はそのどれとも、書き方の点でやや趣を異にしています。
「この方法だけをやっていれば健康になり長生きする」といったいわゆる極めつきの方法を提供するのではなく、
「薬は絶対飲むな」というわけでもありません。
「医者も薬も必要な場合があり、頼ってもよいが、それ以前に自分でできるたくさんのことを実践すれば、医者も薬も遠ざけることができる」、
これが本書のテーマです。つまり、自分の体を自分の力で治すことができるようにすることを目的としています。
*目次より
第1章 肥満を迎え撃つ
第2章 動くことがあなたを若く美しくする
第3章 よい睡眠がよい人生をつくる
第4章 日常的なからだの不調をとりのぞく方法
第5章 感染症から身を守るために気をつけるべきこと
第6章 自分で自分を治療する
第7章 ストレスや気分の落ち込みを解消する
第8章 脳を鍛える
第9章 セックスライフを充実させる
第10章 磁気と予知と自然治癒