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月刊 睡蓮みどり×樋口尚文 キネマトグラマー SCENE.2

1,000pt/1,100円(税込)

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【販売終了】

【重要】販売終了のお知らせ

本作品は諸般の事情により「2022年5月19日23時59分」をもちまして販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

作品内容

女優にして映画コラムニストの睡蓮みどり。映画評論家にして映画監督の樋口尚文。この濃厚な映画愛で出会ったふたりの、共犯的フォト×シネコラム。名づけて「キネマトグラマー」。映画=シネマトグラフと、肢体も思考もグラマラスな睡蓮みどりを掛けて、樋口監督がシリーズタイトルを命名。睡蓮みどりの可憐な笑顔とセクシーな肢体をモチーフに、樋口監督のカメラが数々の映画のヒロインたちにオマージュを捧げ、睡蓮みどりが読み応えあるシネコラムでヒロインたちの魅力を讃えます。海辺のヒロイン、着物のヒロイン、映画館のヒロイン、読書するヒロイン、食べるヒロイン・・・さまざまな女優愛が「月刊」で限定ロードショー!

【樋口監督の撮影後記】
女優の睡蓮みどりさんは何の勘違いか私に写真を撮ってほしいとそそのかすし、「月刊」シリーズの生みの親の宮本さんも「デジタル時代の写真の概念は何でもありで広大ですから」と及び腰の私を甘やかして下さるので、バカでも撮れるカメラぐらいしかさわったことにない52歳の出がらし映画監督、まさかの「月刊」からカメラマンデビュー(笑)である。しかも被写体は自分の半分ほどの年齢のグラマーなシネフィルのお嬢さん。全てが何かの間違いという感じだけれども、間違いついでに思わぬいい画が撮れてくれるといいのだが。
今回の第二回「書物とヒロイン」では本好きの睡蓮さんと神保町の古本まつりの夜店をそぞろ歩いた。これだけネットでさまざまな文献が読めてしまう時代にあって「紙」は合理性とエコロジーの美名のもとにどんどん排除されてゆくが、この夜のこの路傍はパピルスの香りでむせかえるようであった。そこに吸い寄せられる本の虫たちは、明らかに時代の速度から逸脱したような人びとが多かったが、まさに睡蓮さんと私は書物群の発する停滞感とエロスのなかにたたずみ、その雰囲気のいくばくかでも記録したいと思った。お楽しみとしてはゲリラ撮影した神保町の名書店や名喫茶店、映画ロケ地などが睡蓮さんの「読書」の背景となっている。そして、白昼のビルの風景を境にした後半は、敬愛する曾根中生監督の稀代の傑作『わたしのSEX白書 絶頂度』の、あの「ヌーボーロマン感」(笑)へのオマージュである。その「ヌーボーロマン感」の小道具として私は青春時代に耽溺した(お恥ずかしい)アラン=ロブ・グリエの『快楽の漸進的横滑り』『去年マリエンバードで』を携えて行ったが、奇しくも私と同じ大学の文学部に学んだ睡蓮さんが最もお気に入りの映画が『去年マリエンバードで』なのだそうだ。なお白昼のビルはかって『太陽を盗んだ男』という傑作映画で爆弾魔の要求に屈して官憲が(!)数億の札束をばらまいた場所。これも「札束」というパピルスつながりだが、最後の「能面」は遠藤周作原作、浦山桐郎監督『私が棄てた女』が少しひっかかっていた。

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作品ラインナップ 

  • 月刊 睡蓮みどり×樋口尚文 キネマトグラマー SCENE.2
    女優にして映画コラムニストの睡蓮みどり。映画評論家にして映画監督の樋口尚文。この濃厚な映画愛で出会ったふたりの、共犯的フォト×シネコラム。名づけて「キネマトグラマー」。映画=シネマトグラフと、肢体も思考もグラマラスな睡蓮みどりを掛けて、樋口監督がシリーズタイトルを命名。睡蓮みどりの可憐な笑顔とセクシーな肢体をモチーフに、樋口監督のカメラが数々の映画のヒロインたちにオマージュを捧げ、睡蓮みどりが読み応えあるシネコラムでヒロインたちの魅力を讃えます。海辺のヒロイン、着物のヒロイン、映画館のヒロイン、読書するヒロイン、食べるヒロイン・・・さまざまな女優愛が「月刊」で限定ロードショー!

    【樋口監督の撮影後記】
    女優の睡蓮みどりさんは何の勘違いか私に写真を撮ってほしいとそそのかすし、「月刊」シリーズの生みの親の宮本さんも「デジタル時代の写真の概念は何でもありで広大ですから」と及び腰の私を甘やかして下さるので、バカでも撮れるカメラぐらいしかさわったことにない52歳の出がらし映画監督、まさかの「月刊」からカメラマンデビュー(笑)である。しかも被写体は自分の半分ほどの年齢のグラマーなシネフィルのお嬢さん。全てが何かの間違いという感じだけれども、間違いついでに思わぬいい画が撮れてくれるといいのだが。
    今回の第二回「書物とヒロイン」では本好きの睡蓮さんと神保町の古本まつりの夜店をそぞろ歩いた。これだけネットでさまざまな文献が読めてしまう時代にあって「紙」は合理性とエコロジーの美名のもとにどんどん排除されてゆくが、この夜のこの路傍はパピルスの香りでむせかえるようであった。そこに吸い寄せられる本の虫たちは、明らかに時代の速度から逸脱したような人びとが多かったが、まさに睡蓮さんと私は書物群の発する停滞感とエロスのなかにたたずみ、その雰囲気のいくばくかでも記録したいと思った。お楽しみとしてはゲリラ撮影した神保町の名書店や名喫茶店、映画ロケ地などが睡蓮さんの「読書」の背景となっている。そして、白昼のビルの風景を境にした後半は、敬愛する曾根中生監督の稀代の傑作『わたしのSEX白書 絶頂度』の、あの「ヌーボーロマン感」(笑)へのオマージュである。その「ヌーボーロマン感」の小道具として私は青春時代に耽溺した(お恥ずかしい)アラン=ロブ・グリエの『快楽の漸進的横滑り』『去年マリエンバードで』を携えて行ったが、奇しくも私と同じ大学の文学部に学んだ睡蓮さんが最もお気に入りの映画が『去年マリエンバードで』なのだそうだ。なお白昼のビルはかって『太陽を盗んだ男』という傑作映画で爆弾魔の要求に屈して官憲が(!)数億の札束をばらまいた場所。これも「札束」というパピルスつながりだが、最後の「能面」は遠藤周作原作、浦山桐郎監督『私が棄てた女』が少しひっかかっていた。

レビュー

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