2015年度で戦後70年を迎えた。
焦土化した国土、困窮した国民生活からスタートした戦後政治。
「帝国主義国家」から「民主主義国家」へ急激な変化を遂げた。
日本が主権を回復した「サンフランシスコ講和会議」から「アベノミクス」まで、
戦後政治のエピソードを振り返り、どのように今の日本が形成されたかを見つめなおす。
【収録タイトル】
・サンフランシスコ講和会議(1951年) -日本が主権を回復
・バカヤロー解散(1953年) -呟きは災いのもと
・砂川事件訴訟 (1959年) -いまに蘇る自衛権論
・新日米安保条約締結(1960年) -岸の自負「評価されるまで50年」
・所得倍増計画(1960年) -日本の奇跡、過ぎ去りし成長の時代
・金大中事件(1973年) -KCIA(韓国中央情報部)の荒業
・田中金脈問題(1974年) -金権政治と資産形成の闇
・ロッキ‐ド事件(1976年) -総理の犯罪、田中逮捕の衝撃
・プラザ合意(1985年) -円高時代の幕開け
・リクルート事件(1988年) -政官を巻き込んだ、底なしのリクルート汚染
・殿ご乱心、非自民連立政権の終焉(1994年) -7党1会派連立の限界
・ノーパンしゃぶしゃぶ事件(1998年) -堕ちたキングオブ霞ヶ関
・小泉内閣誕生(2001年): -「自民党をぶっ壊す」
・大連立構想(2007年) -民主党の政権担当能力と次期選挙への疑義。小沢の限界と慧眼
…など、
42の政治エピソードを収録。