(小説、全2巻?)。
壮大だけど、踏み込み(先ゆき・未来)が浅い。
うーん、、、面白かった!
けど、物足りない?
非常に幅と深みのある、読み応えのあるストーリー、ではあるんだけど、消化不良ぎみなエンド。
というか、ココマデ
素晴らしいお話できたら、もうちょっと先まで、読ませてよぉ!
と言いたくなる感じ。
スゴイんどだけど、故に、勿体ない感じの読後感。
デビュー作?とのことで、練りが惜しいのでしょうか。
ようわからんけど、秀逸作品は間違いなく、けど完成度が高くないのかも。
なかなかシビアなエンドです。
手放しハッピーエンドを期待する方にはオススメできない、含みのあるラスト。
価値観に幅のある方、人生経験を重ね、ひとの弱さや諦念を理解できる方に、より一層面白いのでは。
続刊があったらまた読後の満足度が高くなるのでしょうが、テーマ的にこの先を書くのはより一層難しそうな。。
それくらい、リアリティのある、重い作品。
いかにもBLハッピーを期待する方には向かない。
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