アラリス諸島は、ベイン王と黒騎士団によって治められている。ある日、クインは、ベイン王は黒魔術によって、ドラゴンに変身することのできるドラゴンの騎士の力を封じ、不正に王位についたことを知った。いままで、正義と信じてきた黒騎士団が、悪の根源だったのだ--。真実を知ったとき、クインは黒騎士団の訓練学校へ連れてこられていた。学校でクインは、魔法が使える少女、テアと仲良くなった。テアも、黒騎士団の真実の歴史を知っていたのだ。ある晩、クインが「父の形見」として渡された剣の刃に、鍛冶屋の男が映った。次の瞬間、男がドラゴンの映像にかわった。きっと男の正体がドラゴンの騎士だと考えた2人は、兵舎から脱出し、エメラルドの短剣に導かれてドラゴンの騎士をさがしに行くことにする。