面白く読めましたが、幽閉された兄の件がなかったら、まったく何もなく進むハッピーエンドの物語なので、まあ無理やりにでも入れるしかないだろうと思いました。
特に第五章が、なにこれ、なにを書きたいの? というもので、いろいろ歪んで病んでいる兄の
今の状況だけが分かるシーンで、父王も母王妃もなくなっているし、背景をあまり描きたくなかったのか? と思って読みました。
文章は読みやすいのですが、ときどき大げさすぎるようにも感じられ、しらけることも多々ありました。イラストが、マンガチックではなくて、良かったと思います。
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