小山田あみ先生の表紙絵と小説のイラストは別人かと思う程に違って見えます。岩瀬成人の上体が不自然で顔が怖いし、豊坂啓氏が男前に見えません。何時もの先生の作品とは思えなくて、何度か読み返した後に手放してしまいました。
キックボクシングのボクサ
ーも筋力を鍛え上げた後に減量するのでしょう。岩瀬成人も引退後間がないので、まだ、身体は現役時代に近いものがあると思われるのに、一枚目のイラストの彼は普通の人に見えます。私が不勉強なのだとは思いますが、ボクサーは筋骨隆々としていると体重増加で試合ができないのでしょうか。
それにしても、個人的なスポンサーの人と顔を知らないままで、今迄プロとして活躍していたのが少し腑に落ちません。匿名でない限りは、何処かのタイミングで挨拶なり祝勝会などで会うなどしたはずだと思います。
初対面から、手取り足取りで下着を穿かせて成人を困惑させる常識人とは思えない豊坂氏です。彼を気に入っていたにしても強引すぎます。それに、世の男性を恥じ入らせる程のものの持ち主がヴィジュアルプレスでは、果たして商品が売れるでしょうか?
色々と突っ込み処の多い小説ではありますが、創り話なので、此れもありで愉しんで読むのが正解でしょうね。
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