「あなたはこのまま一生“砂糖味の水”を売って暮らすおつもりですか?それとも、“世界を変えるチャンス”を手に入れたいと思いませんか?」このひと言で、スティーブ・ジョブズ(当時28歳)は、アメリカを代表する大企業だったペプシコの幹部社員ジョン・スカリーをアップル社にヘッドハントした。その後、ジョブズとスカリーは「ダイナミックな二人組」と称される強力なパートナーシップを結び、経営を盛り立てた。西海岸のベンチャー企業の社長であったジョブズが、全米一の大企業のトップを動かした要因は何か?――「世界のアップル」を育て上げたリーダーシップ、製品の魅力を最大限にアピールするプレゼン能力、人を引きつけるカリスマ性、アップルの製品を買ってくれる人に夢を抱かせる力――その卓越した能力は、常に21世紀という時代を開拓してきた。この本では、ジョブズの強烈な個性に裏打ちされた多くの名言を約140個収録。彼が残したメッセージを、深く心に刻んでほしい。