【内容紹介】
再生エネルギーと循環型社会の可能性を広げる待望の書!
太陽光や風力、バイオマスによる発電、海水の淡水化、水耕栽培など、再生エネルギーと循環型社会が、人口減少をはじめとした地域の抱えるさまざまな問題を解決し、地方を救う――農業法人に就職した元・環境省大臣官房政策立案総括審議官と気鋭の起業家との対談から導かれる、再生エネルギーと循環型社会の可能性とは?
「水・食・電気」を三本柱として、社会への貢献を目指す事業そのものがSDGsの理念を生かした取り組みとなるテクノシステム。その挑戦は、日本と地球の抱える問題に対して新しい解決法を提示する。地方創生やエネルギー問題に関心があるすべての人にお届けしたい1冊。
【著者紹介】
[著]米谷 仁(こめたに・ひとし)
1963年、鳥取県生まれ。1986年に環境庁入庁。環境白書やエコマーク制度の立ち上げ、環境基本法案の策定などを担当。1998年、在中国日本大使館に初代の環境担当アタッシェとして赴任。2001年に環境省の発足と同時に帰国。環境大臣秘書官(事務取扱)、原子力規制庁総務課長、環境省大臣官房秘書課長などを歴任し、2018年7月に環境省大臣官房政策立案総括審議官を最後に退官。
[著]生田 尚之(いくた・なおゆき)
1974年、神奈川県横浜市生まれ。日本大学理工学部電気工学科卒業。大学卒業後、日本電設工業に入社。大学在学中より取得を始めた技術系の国家資格を20以上保有。2009年、テクノシステムを設立。ポンプ技術と電気技術を活用した、環境機器や食品関連機器の開発・製造・販売をはじめ、太陽光発電、バイオマス発電、小風力発電など、事業を展開。東日本大震災や熊本地震などの災害では、自社製品をもちいた支援活動に参加。IPOを目指し、事業発展に取り組む(2019年3月現在)。
【目次抜粋】
◆序章:「水・食・電気」に真正面から取り組む
◆第1章:水
◆第2章:食
◆第3章:再生エネルギー
◆第4章:パートナーシップ
◆スペシャルコラム:「今の日本は本当に豊かなのか?」 米谷 仁
◆巻末資料1:SDGsとテクノシステム
◆巻末資料2:株式会社テクノシステムの歩み
◆終章:ゼロから何かを作りだすこと 生田尚之