2019年5月号の内容(目次)
[特集]移民社会へ
移民をチーム日本に迎えるには
「在日ブラジル人1世」の提言
アンジェロ・イシ(武蔵大学社会学部教授)
共存から共生へ、試行錯誤の日々
外国人集住地域「芝園団地」発
岡崎広樹(芝園団地自治会事務局長)
泥縄式の労働開国で地域にひずみ
「新 移民時代」取材班が見た実情
坂本信博(西日本新聞記者)
中小企業は制度どう見る
「選ばれる国」になり得るか
中島 隆(朝日新聞編集委員)
外国人受け入れ、「タテマエ」の30年
移民社会の現実ふまえた政策転換を
鈴木江理子(国士舘大学文学部教授)
移民国家に向け賽は投げられた
転換期との自覚を持った報道を
樋口直人(徳島大学総合科学部准教授)
彼女たちの働き方と働かされ方
ジェンダーから見た移民女性
稲葉奈々子(上智大学総合グローバル学部教授)
高谷 幸(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)
問われる「一時的雇用」の発想
韓国を例に外国人政策を考える
李 惠珍(イ・ヘジン、〈公財〉日本国際交流センター シニア・プログラム・オフィサー)
外国人との対等な関係の構築へ
必要とされる〈やさしい日本語〉
庵 功雄(一橋大学国際教育交流センター教授)
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《新聞社は生き残れるか》
データジャーナリズムの到達点と
オールドメディアの明暗
松波 功(中日新聞電子編集部記者)
《朝日新聞「あすへの報道審議会」》
今なぜ「顔の見える新聞」か
新たな回路で人々の共感を
朝日新聞パブリックエディター事務局
<連載 記者講座>スポーツで何を伝えるか―(下)競技担当を超えて
慣習で口に出せない事を感じ取る
問題提起、課題解決も大事な役割
中小路 徹(朝日新聞編集委員)
■メディア・リポート
新聞
日米合意ごり押しする言動
差別意識可視化された平成
松元 剛(琉球新報社執行役員・編集局長)
出版
「平成」を振り返る出版相次ぐ
時代を特徴づけたネットの影響
福嶋 聡(ジュンク堂書店難波店店長)
ネット
WEBで広がるリッチコンテンツ
記録性を重視し「公共財」目指す
伊藤儀雄(「ヤフーニュース 特集」編集長)
放送
残酷な虐待をテレビが誘発?
児相の実態を映像で伝えよ
水島宏明(ジャーナリスト・上智大学文学部新聞学科教授)
■海外メディア報告
「脱石炭」に踏み切るドイツ
環境団体、産業界、学界に賛否
熊谷 徹(在独ジャーナリスト)
【写真】 今月の1点