2019年6月号の内容(目次)
[第1特集]なにを信じるか
大本営は信じられていなかった
不信感が変革に結びつく回路が必要
辻田真佐憲(作家、近現代史研究者)
国民が「共感」できる言葉を
政治家の劣化が招く無関心
東 照二(米ユタ大学教授)
相互扶助をぶっぱなせ!
あなたに自由をプレゼント
栗原 康(東北芸術工科大学非常勤講師)
歴史音痴とネットがあと押し
「ウイルス図書」の読み方と扱い方
斎藤美奈子(文芸評論家)
信じるために疑い続けよう
政権のウソは粘り強く問いただす
武田砂鉄(ライター)
格差社会が生む「信頼」への逆風
テレビの視聴習慣を調査
渡邊久哲(上智大学文学部新聞学科教授)
[第2特集]沖縄と基地と民意
県民投票の結果を反映するために
問われる日本の民主主義と報道姿勢
元山仁士郎(「『辺野古』県民投票の会」代表)
多様性が発展させる民主主義
「新時代沖縄」をつくるポジティブパワー
徳森りま(NGO「ちむぐくるアクション」発起人)
沖縄の米軍基地を本土へ
市民の「引き取り」運動が問うもの
高橋哲哉(東京大学大学院総合文化研究科教授)
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《オウム事件取材記者110人インタビュー》
報道は暴走を止められたか
茨大・村上ゼミが迫った真実
村上信夫(茨城大学教授、放送作家)
<連載 記者講座>朝鮮半島報道㊤北朝鮮とインテリジェンス
北朝鮮めぐり飛び交う情報
何を信じ、何を伝えるのか
牧野愛博(朝日新聞前ソウル支局長)
■海外メディア報告
カンボジアの運転手殺害事件
中国人犯罪の急増が生んだ誤解
木村 文(ジャーナリスト)
■メディア・リポート
新聞
ホヤ輸出、希望を絶たれた被災地
韓国にWTO敗訴、政府は説明を
寺島英弥(ローカルジャーナリスト、河北新報社論説委員、尚絅学院大学客員教授)
出版
出版ビジネスの方向性
デジタル化や多角化にあり
植村八潮(専修大学文学部教授、日本出版学会会長)
ネット
AI記者の導入と活用
ローカルニュースを救うか?
小林啓倫(経営コンサルタント)
放送
聴覚障害者の「さがの映像祭」と
「目で聴くテレビ」の20年
市村 元(「地方の時代」映像祭プロデューサー、関西大学客員教授)
【写真】 今月の1点