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捜し物屋まやま
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捜し物屋まやま

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作品内容

天涯孤独で無職の三井は、放火に遭い家が全焼。途方に暮れていたところ、“捜し物屋”を営む間山和樹に助けられる。和樹は喋れないイケメンの弟・白雄と一緒に、客の失くし物を「占い」で捜す仕事をしているらしい。彼らの知り合いの弁護士・徳広の力も借りて生活を立て直す三井だったが、偶然、放火犯らしき男を見かけ……。ちょっと不思議で怖くて愉快。四人(と一匹)のドタバタ事件簿!

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レビュー

捜し物屋まやまのレビュー

平均評価:4.0 11件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 光と影と
    クロエれおさん 投稿日:2024/1/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 間山兄弟は合わせ鏡のようであって、そうじゃなくて。善意の人、和樹。対極に居るのが白雄。冷血な人だけれど、祖母が言うように禍の元、口を封じられているから、居られるんですよね。抱えてるものは色々あるのですが、知りたくもないことを知ってしまうのってしんどいはず。だから、和樹の隣にいつまでもいたいし、隣にいないと人じゃなくなってしまいそうです白雄。そういう兄弟の周りで起こる事件。とても面白くて、次へ次へと気になってしまうので一気読みしてしまうと思います。木原作品は人の心の奥底を炙り出すように描かれているので、誰もがどこかに引っ掛かると思います。そういった心を描くことがとてもリアルな作家様です。怖いもの見たさにやめられないというか。木原作品の中ではとても読みやすい作品なので、初めての方にもおすすめいたします。一応、完結されたということで。番外編出たら嬉しいなぁ。光と芽衣子の互いを抱きしめあって確かめ合う関係性がとてもすてきだなぁって思うんですね…愛おしいもの。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 2巻出て嬉しい!人間ドラマです。
    まるさん 投稿日:2021/10/28
    【このレビューはネタバレを含みます】 作者買いです。こちらは一般小説に分類される作品なのでBL展開はありませんが、個性的な4人の男の人達のわちゃわちゃが楽しいです。捜し物屋って仕事を中心に、いろんな事件に遭遇します。ツラい展開も比較的少なく、今まで読んだ作者様の作品の中では読みやすい部類ではないでしょうか。表紙の二人が血の繋がっていない兄弟なんですが、この二人がなかなかの素材で特に弟(背の高い方)は美形設定にもかかわらず、かーなーりダークな人間なんです。特殊能力もあり、BL展開には至らずとも執着・依存は垣間見られます。他のレビュアーさんも書かれていたけど、これシリーズ化させたら面白いのにーと思ってしまいます。 何でしょうか、これが嵌まるってことなのか、ふとした時に木原作品が読みたくなってしまいます。読んだら心揺さぶられるのに、痛さとかツラさが癖になってきているのか?マゾなのか(笑)?木原先生の原作でコミカライズされた「吸血鬼と愉快な仲間たち」は本当に大好きな作品で、今4巻(小説で2巻分)まで出ていて良いところで終わっています(まだ続くはず、小説は5巻まで出ていて未完)。この原作がどうしても読みたいけど、シーモアさんは扱ってないし、一般でももう売ってないみたいだったから遂にヤ◯オクに手を出してしまったー。高かったけど、買って後悔なし!やっぱり面白い〜。こんなに面白いのになぜ絶版。「箱の中」の続きも読みたくて、「檻の外」も探しているけどこれはどうしても手に入らないー。こちらはもうプレミア価格になってるー。大人の事情がいろいろあるんでしょうが、作品が存在しているなら、読みたい人が気軽に読める世の中になって欲しいものです。 (追記)2巻まで読みましたー。2巻が出ると思ってなかったので、マジ嬉しい。読み応えありました。木原作品にしては読みやすい方だと思います。今のところ、ラブ展開はありません。人間ドラマです。主要メンバーも増えつつあり、これは続いていきますね〜。いいね〜。次を楽しみに待ちたいと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 気が付いたら一気読みしてました
    うなぎオンラインさん 投稿日:2023/9/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 3巻まで読了。 ライトノベル的なノリについていけるか不安になりつつも試し読みで続きが気になって購入。 結論普段木原音瀬先生の作風が好きな方なら買って損はないです。 めちゃくちゃおもしろい。 一巻序盤のゴミ屋敷の住人はあくまで一巻目の一章の語り手にすぎず 表紙の2人が主人公の謎解き心霊ニアボーイズラブですね。 安定感はありつつも仄暗さを含んだ1話完結で全体が纏まっていく展開は映画化された某霊視BL漫画に雰囲気が近いです。( 話の内容に類似した部分は一切ありませんので!雰囲気です!あくまで!大事!) ちなみに直接的な同性愛表現はないので一般書籍で通用しますが主人公2人の関係が執着BLなので本当に有り難かったです。 ただそれ以上に物語としての作り込みがあって 確かにBL小説としての枠で書くのは捜し物屋全話を書こうとした時、焦点の幅が制限されてしまいそうなので勿体無い。 心霊ミステリ小説としても十二分に楽しめる話でした。 もっとこの2人( と周りの愉快な仲間たち)の話を見たかったのですが3巻で話が綺麗に纏まっています。 締め方にニンマリです。 続きを読む▼
  • (5.0) ライトめ、映像化希望。
    マサキガスキーさん 投稿日:2022/1/31
    【このレビューはネタバレを含みます】 好きな作家さんの作品なので、BLじゃないけど読んだ。 いつも頭とか心にがーんとくるお話が多いけど、こういうライトめなのも書けるんですねっていう。 1巻はどのお話も読み切りとして楽しめて、2巻はそれぞれのお話が繋がっている。心霊入ってるので、某作品となんとな〜く似てるような気持ちになるけど、映像化したもの見てみたい。自分の想像と答え合わせしたい。 ニアBL、義兄弟の和樹と白雄(しお)の関係は色んな意味で危ういけど好きだし、オタク達の連帯感も面白い。すぐ打ち解ける 続きを読む▼
  • (5.0) ニアBL
    Pomeさん 投稿日:2020/3/19
    木原音瀬先生の一般文芸。 ギャグ要素もあって楽しく読めました。 男4人のドタバタ劇。いつもと違う切り口の木原作品を読みたい人にオススメです。
  • (5.0) シリーズ化して欲しいほど好き
    笹原さん 投稿日:2021/8/18
    これ、大好きです。事件解決もさることながら シオのブラックさが最高ですね。シリーズ化してばんばんやって欲しかったな。

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