【内容紹介】
中国四千年の歴史で最も安定した時代「貞観の治」を演出した、名君と、それを取り巻く名家臣たち―上司と部下の関係学、組織運営の妙。リーダー学の宝庫が、いま扉を聞く。
【著者紹介】
著述業(中国文学者)。
昭和7年、宮城県生まれ。
東京都立大学中国文学科修士課程修了。
著訳書に『中国古典の名言・名句三百選』『「貞観政要」のリーダー学』『完本 中国古典の人間学』『「老子」の人間学』『全訳「武経七書」』(全三巻)(いずれもプレジデント社)など多数。
【目次抜粋】
はじめに
〈解題〉唐の太宗と補佐役たち
序章 創業か守成かを問う
一章 安きに居りて危うきを思う
二章 率先垂範、わが身を正す
三章 臣下の諫言に耳を傾ける
四章 人材を育成し、登用し、活用する
五章 明君と暗君とを分かつもの
六章 初心、忘るべからず
七章 有終の美を飾らん