前作2作購入したので、今回も。残念ながら単調に感じてしまいました。平成初期なのでバブルの最盛期。ヒロインは、今やアラフィフと呼ばれる世代の女性でディスコ、ルーズソックスなど、懐かしい単語がたくさん出てきました。当時を知っているヒロインと同年
代の一読者としては、これでもかと言うくらい当時を彷彿させる描写があり、お腹いっぱいになってしまいました。その分、本筋に割かれている部分が少なくなり、話のテンポが遅く、沸点に達しないままお話が終わってしまった感じがしました。後半に、おざなりのような感じで、ヒロインが難局に立ち、2人で乗り越えるエピソードが入り終了。辛口になってしまいましたが、もしかしたら若い読者さんならもっと楽しめるのかもしれないな、と思いました。
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