マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP小説・実用書小説・実用書河出書房新社一度きりの大泉の話一度きりの大泉の話
無料会員登録で、新規登録クーポンプレゼント中!!
小説・実用書
一度きりの大泉の話
1巻配信中

一度きりの大泉の話

1,800pt/1,980円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

12万字書き下ろし。未発表スケッチ多数収録。
出会いと別れの“大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録。

「ちょっと暗めの部分もあるお話 ―― 日記というか記録です。
人生にはいろんな出会いがあります。
これは私の出会った方との交友が失われた人間関係失敗談です」


――私は一切を忘れて考えないようにしてきました。考えると苦しいし、眠れず食べられず目が見えず、体調不良になるからです。忘れれば呼吸ができました。体を動かし仕事もできました。前に進めました。
これはプライベートなことなので、いろいろ聞かれたくなくて、私は田舎に引っ越した本当の理由については、編集者に対しても、友人に対しても、誰に対しても、ずっと沈黙をしてきました。ただ忘れてコツコツと仕事を続けました。そして年月が過ぎました。静かに過ぎるはずでした。
しかし今回は、その当時の大泉のこと、ずっと沈黙していた理由や、お別れした経緯などを初めてお話しようと思います。
(「前書き」より)

お得なラノベ・小説・実用書クーポン!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

レビュー

一度きりの大泉の話のレビュー

平均評価:4.5 10件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) よくぞ書いてくださった
    こだまさん 投稿日:2023/3/20
    【このレビューはネタバレを含みます】 お互い若かったのだろうけど、絶縁状渡したり二人して萩尾さん詰問したりと結構痛いことやってたんだなぁと思う。 それよりその後の著作だけ送りつけてくるとか大泉企画の話は萩尾さんに断らせるとかは大人げなくて引くレベル。 萩尾さんの長年の苦しみが溢れてくるような内容だった。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 読んで良かったです。
    Anno//さん 投稿日:2021/5/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 萩尾望都先生の書籍だ…と思って手にした本。…いろんな事があって、どこの世界も人間的だなぁ…と読みながら思いました。読了して、書いて下さって良かった…と最後は思いました。世代が少し違うので、大泉のエピソードや「花の〜」の言葉は何となく聞いた事があるな…くらいでしたが、萩尾望都先生の作品も竹宮惠子先生の作品も、あとお話の中で出てきた…山岸凉子先生 木原敏江先生 大島弓子先生方…の作品は、小学生の頃に文庫版やコミックで夢中になって読んだ記憶があるので…(山岸凉子先生の「日出処の天子」厩戸皇子は、私の初2次元の想い人だと思う…。)そんな方々とのエピソードがお話に出てきてドキドキしました。とくに”山岸凉子先生イタコになる”、は義理の母が亡くなった時に私も同じ様な事があったなぁ…と、何だか身近に感じて嬉しかった…。 作中で…冷凍庫に鍵を掛けて封印…という文章に、「残酷な神が支配する」のジェルミが、冷蔵庫に胎児のように丸くなっている内表紙を見た衝撃を思い出しました…。(はぁー…言葉が凄い…。 ) この本を読んで「風と木の詩」が当時の少女漫画にBLジャンルを確立したという事…(作中に出てきた手塚治虫先生の「新撰組」ではなかった…)逆に「小鳥の巣」含め萩尾先生の作品は「少年愛」ではなくて「少年たちの物語」だという事を知りました。大変興味深いお話でした。文章中の萩尾先生が選ぶ言葉やテンポが良いな…と感じ、(ヒカルの碁やデスノート、おっさんずラブという言葉が出てきて、わーと思いました。)読んだ後もやはり変わらず萩尾望都先生の作品も、竹宮惠子先生の作品も好きなままです。 もう萩尾先生は70代…。今でも現役で作品を描いて下さっている事に感謝です。ポーの続きも読みたくなりました。 続きを読む▼
  • (5.0) パンドラの箱を開けてしまった
    りこさん 投稿日:2021/4/28
    一度読んでしまうともう以前の気持ちで作品を読むことはできない‥読者はそれなりに覚悟がいる内容だと思います。 大泉の頃は世代ではないけれど私も少し興味があったので映像化したい人達の気持ちはわからなくはないですが、当人が拒んだ時点でメディア関 係者は引くべきだったんでしょうね。 引かなかった結果として天才の静かで強烈な怒りに触れてしまい、一度きりながらこういう形でパンドラの箱が開いてしまうことになったのでしょう。 そんな禁断の語りすら読み応えのある作品になってしまうところが天才ゆえの恐ろしくも哀しい性ですが、誰もがもう充分傷ついたと思うので、著者だけでなく関わった人達の以降はこの件について思い出さずに暮らせることを願います。 もっとみる▼
  • (5.0) 読めて良かった
    ななさん 投稿日:2021/4/23
    【このレビューはネタバレを含みます】 一気に読了。萩尾先生がこの本を出さなければならなくなった現状がにくい…。もう軽い気持ちで「花の24年組」というフレーズを使うのはやめて行かなければと思いました。周囲やマスゴミの方々はお願いだから今後は大泉の件では萩尾先生に構わず、静かにしていてくださいと強く思いました。50年近くの月日が流れても、その時に受けた衝撃と傷は一生治らないものです…。「理解はしても、解決はできません」が重く響きます。 続きを読む▼
  • (5.0) 仕事を愛せなくなったらおしまいです、と。
    46稲子さん 投稿日:2022/8/12
    昔、別コミで連載されてた「まんがABC」に一番辛かったであろう時期のことが載っていた。【…今はすこしつかれてきて…仕事を愛せなくなったらおしまいです】萩尾望都が萩尾望都らしく生きるための苦渋の決断だったということ、業界関係者は真摯に受け止め なければならないはず。「目録」にこの本の書評まとめがあり、そこに書かれた管理人さんの紹介コメントが興味深い。 もっとみる▼
  • (5.0) 「少年の名はジルベール」のアンサー本
    マンボーさん 投稿日:2022/7/3
    竹宮惠子著「少年の名はジルベール」を読了後、この本を読みました。モノの見方の違い、感じ方の違いが読み取れて貴重な体験、考えされられる一冊となりました。両先生の作品を楽しませていただいた立場として特に言う事はありません。「増山法恵」を知る事が できた、これより貴重な事はない様に思う、ご冥福をお祈りします。 もっとみる▼

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ