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BLマンガ
曲がり角に、犬
1巻完結

曲がり角に、犬

660pt/726円(税込)

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作品内容

高校生の小津ケンジは、昔自暴自棄になっていたところを助けてもらって以来、同級生の伊丹秋人を一途に慕っていた。好きなんて言わなくていい。ただ犬みたいにずっとそばにいられればいい。けれど、そう思っていた日々は少しずつ変わりはじめ…。雑誌掲載時のカラーページを電子限定収録!!

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作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

曲がり角に、犬のレビュー

平均評価:4.1 169件のレビューをみる

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高評価レビュー

なんとまぁ、良い作品、見つけた!😍
この作者さん、お初の作品です。ジャケにそそられましたね。横顔がイケメンな二人の男子高校生、期待するじゃないですか。そして、カラーが バーンとあって、もう そこで 鼻血、出そうになりました。そこで 満足してしまいました。中はカラーじゃないんですけど、ぜーんぜん いいんです。さて、内容ですが、犬がタイトルにあるので、ワンコ系男子が出てくるのは 想像しますよね? そして、想像を裏切らずに、出てくるんです、ワンコと飼い主。二人のナレーションの掛け合いみたいなんで、お話は進むんですけど、二人の心情がわかって読みやすかったです。そして、わんこと飼い主なんで、その関係性を保とうとするアイツが葛藤するわけです。この作者さん、ここで、私 天才かって思いました。なるほどって思いましたもん。犬と飼い主は、所詮、犬と飼い主、お付き合いはNGって あぁってふいに堕ちました。だけどね、わんこと飼い主、と見せかけてーの、ヒネリがあって、おーって思いましたもん。天才的なヒネリです。そして、もっと 天才だなーって思ったのが、ベッドの中の主導権をとるのは、XXXで、外では そうじゃいように見せかけて―の、主導権は 実は XXXが取ってるって、凄いです。とにかく、読んでみてください。私が 言いたいって思う事、わかると思いますから。作者さんを天才、天才って連呼する意味もわかってくれると思います。読み応えあります。あ、おまけ漫画が これまた天才的に仕上がっています!! も一つ、生物部員とそのワンコも登場するんですけど、良い味だしてますよー、終り。
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1件
2018年10月27日
「犬」の描写が秀逸
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。
じゃのめ先生すごい!!と唸りたくなる作品でした。よかったです。

犬がオズケン、飼い主があっきと思われていた関係が、実はどっちが犬で飼い主なんだか分からなくなってくる。どっちも犬であり、飼い主。でも周りから見ると、お互いしっぽを追いかけまわしてぐるぐるじゃれあっているように見える。

モノローグが多く書かれているので、ふたりのもやもやしてる感情がとても伝わってきます。謙虚な気持ちの裏腹にある、執着、支配欲、嫉妬も。このぐちゃぐちゃな感情が心の中で葛藤している様がリアルでした。その中で急に見せるオスなところが雰囲気のある絵と合わさって、とっても艶かしく感じられます。
そして菊政の言葉に何度もグサリとさせられました。

看板の描写も、オセロの話もですが、すべてが深いなぁーと感じました。
いいね
7件
2022年5月15日
犬同士
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった(*^-^*)
読み返すと、もーっと良い。

めんどくさくてもどかしい
二人だけど

心情が丁寧に出てるので、
どちらの気持ちも
何を考えている、いたのか
ちゃんと理解出来る。

ケンジは、アッキが自分といるのは
優しさからだと思っていたり

アッキは、男らしいようで
怖がりで、待ってるだけだったり

なかなか簡単には進まないけど
凄く楽しめました\(^o^)/

表情、大人っぽかったり
色っぽかったり
絵も好きです♪

読むと分かりますが
結局どっちも犬ですw

ケンジ、可愛い感じだけど
意外と猛犬?…笑

なとこが良かった(#^.^#)

菊政と桜坂も気になるな♪
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4件
2016年5月4日
誰が誰の犬?
作者さん買い。レビューあまり良くないけど、私にはすっごく良かった!作者さん作品の雰囲気のファンだし共依存好きだから、その補正もあるかもだけど。互いが互いの犬だと思ってて、あとを付いていってたのか、うしろからリードを持たれてたのか。微妙な関係を丁寧に描ける作者さん、好きだー!生物部のひとは、なんとなく「黄昏〜」の義一の原型っぽい。番外編の観察日記、こういう言葉が独特のひといいなー。
でも確かに、電子書籍なので小さな手描きセリフの線が潰れてて読めないところがありました。
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5件
2020年11月8日
『犬』
序盤で完全に、ふたりの主従関係(犬と飼い主)を読み手に印象づけながら、中盤から、登場人物達の自覚だけでその印象をジワジワ変えられていく感じがしました。「わ。やだ。じゃのめさんの策にハマってる」ていう。
巧いと思います。絵の好き嫌いはともかく(いや私は好き)、ヘタレワンコ×男前受け、ただこの図式に収まらない作品です。幻冬舎フェアでゲットしましたが、定価でも十分読み応えありの一冊です。
いつかまた見たい2人です。
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4件
2017年4月24日

最新のレビュー

「犬」というキーワード。犬はどっちだ!?
「ヘタレ攻め」「男前受け」なんですが、それぞれに、モダモダ、ぐるぐる。個人的にこういう思春期両片想い、好きです。当て馬にみえて、よき理解者の菊政くん&桜坂くん達もよかったです。この二人は大学生くらいになってようやくくっつきそう(笑)。菊政くん受けかな~。スピンオフ欲しいです。
いいね
0件
2024年10月11日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

攻めのオス顔必見
編集:クリアブラック(シーモアスタッフ)
秋人の犬でいたい泣き虫なケンジ×男気ある同級生秋人。弱くて可愛い子が心身ともに成長して、オスの色気振りまく攻めに!犬は主人の後をついて回るものなのか……オズケンとあっきの思いの違いにも注目。受けと攻めの、揺れ動いて変化する力関係がお好きな方は必見。攻めの色気は、じゃのめ先生の真骨頂です!

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