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花恋つらね(1)【電子限定おまけ付き】
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600pt/660円(税込)

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作品内容

歌舞伎の名門・玉乃屋(たまのや)の御曹司で若手女形役者の松川惣五郎(まつかわ・そうごろう)と、同じく名門・大谷屋(おおたにや)の御曹司で立役の若手有望株・新井源介(あらい・げんすけ)。ある日二人は、夫婦役で初共演することになる。同い年で人気も実力もある源介をライバル視していた惣五郎だが、源介から「ずっとお前と一緒に舞台に立ちたかった」と言われ……?
梨園の御曹司同士の恋絵巻、華やかに開幕――!!
【電子版限定おまけ付き】電子版描き下ろしカラーイラストペーパー(1点)を収録!!

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レビュー

花恋つらねのレビュー

平均評価:4.7 720件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 二人の成長が愛おしい。
    Hanakoさん 投稿日:2023/12/19
    二人がお互いに影響を与え合って成長していく姿が、もっと二人を追っていきたいというオタク心をくすぐります。私は夏目イサク先生の絵柄が本当に好みなので、惣ちゃんが好みのイケメンすぎていつ見ても感動してます。時間も大変楽しみにしております。

高評価レビュー

  • (5.0) 控えめに言っても最高。
    Kanoさん 投稿日:2021/9/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 とうとう7巻!!! 6巻発売からまさかこんなに早く続きが読めるとは思っていませんでした! 嬉しすぎる…… 歌舞伎も、互いのことも諦めずにどうすればいいのかと模索していく7巻でした。 いや、本当に濃い1冊でした。 晃生さん(寿一郎)と雅臣さん(菊右衛門)の過去のお話は、わかっていても実際に見てしまうと胸がぎゅっとなりました。 晃生さんと雅臣さんは、互いに一緒にいないことを選択したわけですが、それ以外の選択肢を知らなかったから…切ない。 蔦丸さんのエピソードもよかった。 蔦丸さんが女形に拘っているのか、納得の理由ですっきりしました。 あれは、もう、嬉しいやつなんよ… 女形が会うと思ってたんだ、って憧れの人に言われたらそりゃ泣いちゃう。 ここまでの出来事全てが一気に溢れ出して、泣いてしまう蔦丸さんを見てなんだかほろりとしました。 さて、主役の2人ですが、源介の相変わらずの惣様オタクは健在で、惣様ドラマ出演で上手くいかず凹んだ惣様に対して見事な褒めっぷりでした。 冒頭にもありますが、歌舞伎も恋愛も守るために模索する1巻でしたが、源介の何があっても惣様と別れるつもりはないと断言しているところがかっこよかった。 やっぱり源介ってかっこいい男だなって思いました。 うん、とてもいい男。 源介の舞台を見て、『松川惣五郎の1番の相方になりたい。』の意味がわかった惣様の、『俺(松川惣五郎)は、お前の1番の相方になるよ。』の一言はぐっときました。 ここで7巻終了なんだから、上手いですよね… 次巻では、2年後のお話のようで、成人した年?なのかな… 夏目先生がゴールが見えてきたとおっしゃっていたので、なんとなく寂しい気持ちになってしまいましたが、2人が幸せで居続けてほしいという気持ち一択です。 続きを読む▼
  • (5.0) 菊右衛門の回想シーンで涙が・・・
    しぃさん 投稿日:2021/9/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 待っていた最新7巻早速購入しました。 惣五と源介が従兄と兄に交際を知られ、反対されていたのが凄く気になって気になって仕方ない位、続きが早くみたいと思っていたので、最初の場面で二人が悩まされていた中々会えないのを一先ず源介の友人宅を間借りしてそこで会うっていうのがなるほどねと思いました。 友人達も協力してくれるのがありがたいですね。 そして凄く気になっていた、菊右衛門と寿一の若い頃の話が読めてすっきりしました。 歌舞伎の世界は襲名やら跡取りやらが一番の悩み事ではあるので、無意識に牽かれあっていて相手の手をとってもそれが現実的にだめな事だったりして、想いを添い遂げられないですよね。 寿一は菊右衛門が好きで手をとって欲しかったんだろうけど、菊右衛門は手をとれなかった。 もしその時に手をとっていたら・・・なんて、年をとってもずっとその想いに捕らわれていて、無意識に後悔しているのが凄く伝わってきて読んでいて切なくなり、涙がでました。 歌舞伎の世界は厳しいですよね。 異端な事が許してもらえないし、自分自身の事しか考えられないと周りに迷惑がかかってしまうのが精神的に負担になってしまう。 添い遂げられなかった想いが今自分達の孫世代になっても牽かれあっていたのを見て、菊右衛門は複雑な心境で見ているんでしょう。 だめだとわかっていても、二人に自分達を重ねてしまいますし、二人が不幸になってほしくないということもあるから、何といったらいいのかも・・・。 心情を描かれる場面が凄く上手くて、感情移入すらしてしまって読める作品で、本当にこんなにいい作品中々会えないと思うので出会って読めて本当によかったと思います。 続き楽しみに待っています。 続きを読む▼
  • (5.0) 菊右衛門と寿一郎の真相にきっと涙…
    パンさん 投稿日:2021/7/4
    うわぁ…既刊6巻目、かなり先が気になる終わり方…。巻を追うごとにどんどん面白くなっていきますね。歌舞伎をテーマに物語の細部までしっかり掘り下げて描かれてあるので、すごく興味深いし勉強にもなります。夏目先生もあとがきで書かれているように、時代 背景や表現方法は違えど、色々な形の恋愛が歌舞伎の演目でも昔から存在していて、今で言うBLというジャンルと何が違うのかというような内容の物もあるんですね。(個人的に“BL”という表現自体にずっと疑問を感じているんですが…枠関係無くラブストーリーでいいのに…まあそれは置いといて。) 歌舞伎、漫画含め、その他の文学・芸術作品、様式は違えど、人間の心の機微を物語を通して表現する手段の一つだというのは、どの時代も共通してありますね。ジャンル問わず、文学・芸術作品って本当にいい。 さて、惣五と源介これからどうなっちゃうの〜という感じですが、それは7巻に期待して待つとして…。僕は個人的に菊右衛門と故・寿一郎が疎遠に成らざるを得なかった理由が気になって…。読者の皆さん同様、大体想像はつきますが。あまりにも辛い決断だったろうなと思って菊右衛門と寿一郎に感情移入しまくりです。菊右衛門が雲之介に、源介を寿一郎にしてくれと頼んだ理由と菊右衛門の企みもわかりました。そういう事だったのか…。でも、惣五と源介には絶対に彼らのお祖父様達と同じ道を歩んで欲しくないですね。 続刊が楽しみです。 もっとみる▼
  • (5.0) じれったいけれどそれが良い!!
    ノラ猫さん 投稿日:2019/8/18
    【このレビューはネタバレを含みます】 完全に作者買いです。 そして、はずれはないと言っても良いくらい、ツボです。 歌舞伎の世界がメインの物語。 ライバル的存在の同級生歌舞伎俳優の受けと攻めが、技を磨き合いながら、一緒に舞台に立ち、成長していく。 その中で、ライバルなのか、一緒に舞台に立ちたい相棒なのか、恋愛感情なのか……という葛藤が生まれ、攻めの熱意を恋情だと勘違いして恋愛モードに入った受けが、「勘違いだった」と失恋を味わって泣いたり、その事を知った攻めが今度は意識してしまってドキドキしたり……。 どっちも可愛い高校生!! でも、やっぱり、この作者さんの描かれるキャラは受けが可愛いんですよね。 華やかさもあるし、色気もあるし、男の子らしいヤンチャさもあるし。 男の子同士の可愛いじゃれ合いのようなやり取りから、恋を意識したドキドキのシチュエーションまで幅広く楽しませてくれます。 ちなみに、受けのお爺ちゃんに憧れている攻めのお兄さんが好きです。 おねえ言葉のような口調で嫌味を言って来るのが楽しい。そして、歌舞伎俳優として受けのお爺ちゃんを崇めていて、そのヤキモチもあって受けにつらく当たっているという心の狭さも微笑ましい(笑)。 毎回続きを喜び勇んで読んで、毎回、「次はいつ出るの!?」と消えることの無い飢えを感じさせられる作品です。 今後も楽しみです。 続きを読む▼
  • (5.0) 面白くて一気読み!
    aaさん 投稿日:2020/12/31
    【このレビューはネタバレを含みます】 初めての作家さん。ずっと読みたいなと思ってて、今回パック売りが出たので即買!面白くて私は好きでしたー。歌舞伎の演目等分かりやすく描かれているので、知らなくても楽しめます。何かに一心不乱で猛進する姿って、見てるだけでワクワクします。そしていざ恋愛となると、一気に高校生ってカンジになるのも可愛い。キスシーンとかでてくると、あ、これBLだったか、って思うくらい、恋愛の進展は遅いです。3巻終わりでやっとお互いの気持ちがハッキリして、5巻最後で中途半端に結ばれて、きちんと最後までのえっちは6巻でやっと。でもキュンはちゃんとあります!私はお話が好きで読んでるから全然気にならないけど、進展が遅い事を物足りないと感じる方もいるかも。ただ周囲に気付かれて反対される時に、後継者の話が出て惣五郎がハッとするのはリアリティがないかな。素人の私でも最初からそこが一番問題だろうなと思ってたし、子供の頃からどっぷりその世界にいるんだから気付かないはずがないし、気付かないのは逆にどうかと思いました。それはさておき、一生懸命な2人。これからかなり拗れていくのかなと思うとしんどいけど、幸せな未来が待ってるといいな。それまで見守りたいと思います!さて私も黒豆煮なきゃ!皆様、良いお年をお迎えください。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

歌舞伎BLの真骨頂!
設計:じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
夏目イサク先生が描く華やか恋絵巻!梨園の御曹司で同じく高校生の源介(攻)をライバル視していた惣五郎(受)でしたが、夫婦役で共演することになり距離が縮まり…!華やかな歌舞伎の世界で、役者稽古に恋愛に一生懸命な等身大の高校生が描かれています。瑞々しく美しい彼らから目が離せません

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