「バレンタイン・プレイス十四番地」
ちゃんとモテ男に見える絵が描ける先生だから安心して見ていられる。
プレイボーイを登場させなくてはならない様なストーリーでプレイボーイっぷりが伝わって来ない漫画は、物語世界にひたれない事がある。橋本先生
の描かれる男性はビジュアルもさることながら、その仕草や表情、意図せざる女性(心)扱いの巧みさなどで、雰囲気プレイボーイを出してくれる。このストーリーもまさにそれ。コメディと、二人の緊張感のバランスがちょうどよい。臨場感が良い!でも、彼もナイーブさを持ってるんだよ、というところがまた良い。ドラマと笑いが溶け合っている。星5。
「復讐は甘美すぎて」
傷ついた。綺麗になってまた振り向かせてやる。人間の気持ちとしてとてもわかる。時間がどれだけ経とうと、好きでいる間は名前に姿に声に目が耳が行ってしまう。ヒロインが、本当にもう仕事を通じて接点なんて絶対嫌だったのもよくわかる。でも、リスクと隣り合わせでヒロインは彼に再接近することに。但し、彼に正体はばれずに。
やっぱり初恋成就物は最高だ、と、飽きもせず楽しんだ作品。5にしたかったが、偶然の多さが引っ掛かり、泣く泣く4にした作品。
「花婿の誓い」
ヒロインの努力が実を結ぶ、努力無くして成功無し、みたいなストーリー。この邦題には違和感。
彼の従兄弟との今後も不安はあるが、何よりも、努力は裏切らなかった、というところが力強いパワーをもらえる。リオンがいい子!
星は5。
すべて、単品で読んだ。
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