何度読んでもロバートさん素敵な男性ですね。一番印象に残りました。ティムが受け継いだものは本人の意思とは関係のないもの。リンジーの生まれ育ちもまた同じ。努力を続けることは、多くを手にするということではないけれど、自らの自信となり得るものですが
、不運というのもまた、努力というものとは関係性はないのです。悲しいことですが。ティムの受け継いだ会社が買収されてしまったことも、上流階級とは関係のないものであることを知るところです。ティムもリンジーも若く幼かった。離れることでお互いの成長を促しもう一度結ばれることとなったとても喜ばしい物語でした。原作を読んでいないのでわからないこともありますが、荻丸先生の作品なので期待しすぎたかもしれません。もうひとつ深く二人の在り様を書いてほしかったです。リンジーはティムのどこに惚れたのか謎です。お坊ちゃんなところが可愛かった?!
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