いつの頃からか、「世の中に文句を言って美味い酒を飲んで終わり」というパターンの作品が増えてきた柳沢きみお先生。
この大市民は、その典型的な作品で、ストーリーや設定、辻褄、伏線回収なんて全く関係なし!
最終回ですら、何の脈絡もなく終わる。
ところが毎回毎回美味そうに酒を飲む!飲む!!
飯を美味そうに食う!食う!!
あまりにビール推しがすごいので、ウイスキー派からビール派になっちゃいました(笑)
物書きの主人公、山形鐘一郎は先生の生き写しです。
つまり、柳沢きみお先生がぼやきたいことを代わりにぼやかせる。そういうオ◯ニー漫画ですね。
そんな作品でお金稼げてうらやましいかも
ぼやきはなかなか的を得ている物もあり、ときどきハッとさせられる。
ただし、社会に対しての怒りには先生の偏見がありすぎなのでスルーでOK
こんなうるさ型オヤジを受け入れない日本。
そりゃ落ちていくよな…
ラーメン屋などで待ち時間に読むぐらいがベストです
もっとみる▼