221ページ、表題作3話(おまけ4p付)+短編2つ+耳たぶシリーズのおまけ2つ(5+6p)、計4作品。
やっぱりこの作者さん、好きです!
短編でも話に惹きつけられる。
読み応えある長いお話が好きなので、短編集はスルーすることが
増えたのですが、レビューで耳たぶの話が読めると聞いて手に取りました。
結果、読んで良かったです。
どれも好きでした。
たとえ耳たぶはおまけ程度でしかなかったとしても(笑)。
表題作:能面のような手抜きクール顔がちょっとコミカル。
凸凹な2人が微笑ましい(笑)。
短編はそれぞれちょっとないような、不思議な雰囲気の話。
わかりやすいBLラブが読みたい方には向かないかも。
でもその不思議な想いのベクトルが独特で、そんな話もたまにはいいなと面白かったです。
耳たぶシリーズのおまけは、10年後も。
相変わらずコントのようなお2人さん(笑)。
ちなみにシリーズの順は、
<1耳たぶの理由→2胸の鼓動→3?熱浸透率(おまけのみ)>
1話ずつ読みきりタイプの連作なので読みやすく、1冊でも読めます。
これ1本で読むと星4くらいかもですが、作者さんらしい味があって好きなので、応援も込めておまけの星5。
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