私これ好きです。
もう読んでるときからこの空気感に浸って、
まだ終わって欲しくないってずっと思いながら読んでました。
「さよなら、ヘロン」を読んだ時と同じです。
あと「ラブラド・レッセンス」も「ハイ・ファイ・ランデブー」
も読んでますが、
私にとって全部★5。
もうね、この作家さんの世界観が好きなんですね。
BL度は限りなく薄いです。
でも男とか女とかそういうのでなく、人として相手が必要になる過程を、
しっくりくる形で描いているのが良いです。
育った環境とか、過去に経験したこととか、
その上で成り立つそれぞれの行動や思考が絡み合う感じが良いです。
私はいわゆる女受けが嫌いなので、
男前な受けキャラが出てくるのを高く評価しがちなのですが、
登場人物が、女っぽい男でもなく、男くさい男でもなく、
普通の今っぽい男の子なのも良いです。
総195ページ
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