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作品内容

これは罰なのか。それとも―――
“生”に挫折し、生きることを手放した男に与えられたものは、新たな人生と不思議で歪な家族だった。
磊落な骸骨の剣士・ブラッド、ミイラの淑やかな神官・マリー、偏屈な魔法使いの幽霊・ガス。三人の不死人の庇護のもと、かつて滅びた死者の街で暮らす少年・ウィリアム。彼は前世を悔い、再び生まれ落ちたこの新たな世界で“生き直す”ことを決意するのだった。
「小説家になろう」発、王道ハイファンタジー開幕!

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レビュー

最果てのパラディンのレビュー

平均評価:4.6 240件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 思い出
    死神さん 投稿日:2024/3/28
    自分はテーブルRPGのファンです 昔友人達と朝まで遊んでったの思い出しました、本当にいい漫画だと思います

高評価レビュー

  • (5.0) 久々に漫画で泣きました。
    aki-375さん 投稿日:2019/11/1
    【このレビューはネタバレを含みます】 「小説家になろう」発の転生小説が原作の漫画です。 …と言うと、無双、チートスキル持ち、過保護なまでの神の寵愛などを想像しますが、全く違います。 主人公ウィリアムは転生前の記憶を持って生まれ、3人のアンデッドに拾われ、育てられます。 何故自分が転生したのか、この転生にどんな意味や目的があるのか、何故アンデッドに拾われたのか分からないままで、今世は自分への罰なのではないかと、後悔や罪悪感をひっそりと抱えつつも、アンデッドとの不思議な生活を送り、絆や関係性が深まっていきます。 そうして3人のアンデッドと家族として生活しながら、学び、成長し、お互いに救い救われ、赦しを知り、少しずつ色々な謎が解けていき、巣立ち、旅をする物語です。 テンポが良いので中ダルみや飽きは来ず、笑いあり、泣かせるシーンもありで、どんどん引き込まれ、気づいたら久々にボロボロに泣いていました。 旅先でこれからどんな人達と出会い、どんな成長をし、どんな物語が待っているのか、次巻が待ち遠しいです。 ポイントに余裕があるなら、是非とも巣立ち(3巻)まででも、一気読みをオススメします…が、まずとりあえず1巻。 この漫画は"買い"です。 続きを読む▼
  • (5.0) 「言葉」の大切さ&重要さを考えさせられた!
    MINRIさん 投稿日:2021/5/9
    壮大なファンタジー作品。難しい部分もあるけど、好きな世界観で一気読みしました! 強く賢く優しい家族達から温かいたくさんのものをもらって育っていく彼が、出会う人たちを助け、人と関わることで新たに気づき、人として成長していく物語です。 「言葉」って普段から何気なくコミュニケーションのために使っているけど、それが人に力を与える大切さや、逆に傷つけることになる重要性を、この作品を読んだ後に改めて考えています。 発した「言葉」は変えられない。それは時に、攻撃する武器になるし、意図せず相手を縛る呪いにもなる。困難から助ける力にもなる。 この物語では、魔法を使う為に「言葉」を使い、その重要性が描かれているし、たくさんの「助言」が彼を困難から救ってくれる。かけられた「言葉」で気づいたり、絶望したり、喧嘩したり、仲直りしたりする。 私が「言葉」を発しても彼のように魔法は使えないけど、「言葉」の力は、時に良くも悪くもすごい力になること、その大切さと重要性を忘れずに、使っていかなくてはと思いました。 もっとみる▼
  • (5.0) こんな作品に出会えるなんて!
    ちるさん 投稿日:2020/5/27
    これはすごい作品です。 異世界転生物を探していた時に偶然目に入り読んでみたのですが、これは他の異世界転生モノと括らない方がいいかもしれません。 主人公が拠点から新たな一歩を踏み出すのは3巻の半分からなのですが、そこまでの物語だけで一作品 作れそうなほど重みと世界の深みがあります。家族愛、主人公の努力と葛藤、神の加護を授かるまでの経緯…もう緻密に練られた構成で、読み進めるのが止まらなかったです。 前世の記憶・知識で街を豊かに!のようなお話でもないですし、主人公はとても強いのですが敵をフルボッコに無双するわけではありません。美少女ハーレムもありません。そのため、そういった話が読みたい方には向いていないかもしれません。 ただ物語としてとても読み応えもありますし、登場人物や世界の設定も細かいですし、途中でウルッとくるところもありますし、主人公を応援したい気持ちにもなります。とてもオススメです。いい意味でサクッと読む作品ではないです!こんなにすごい作品が埋もれているなんて不思議なくらいです。 もっとみる▼
  • (5.0) ズルすぎる神作品
    sku.1さん 投稿日:2023/12/3
    【このレビューはネタバレを含みます】 謎、感動、コミカル、シリアス、教訓、成長、愛情、勇気・・・ この作品には全部あります。 『敵は敵』これほどわかりやすくて受け入れやすい設定はありませんが、この作品はそれすら物語をかたどる要素の一つであり『敵から学ぶ』『敵から助言を得る』『敵を尊敬する』『仇から寵愛される』『仇と理解しあう』など、それ一つで物語の題材とできる要素がこれでもかというほど詰め込まれています。 主人公は強い。けれども弱い。 例えばラスボスクラスと序盤にバトルして、旅立ってからすぐにできた仲間に普通に喧嘩で負ける。 チートなのにポロポロとミスをやらかす。それでも仲間を信じて成長して挽回する。 ありきたりと思う方もいるかも知れませんが、個人的にこの作品はとても良い作品だと思います。 唯一欠点を挙げるなら『面白すぎて金欠なのに発売中の全巻買ってしまった』ことですね。 続きを読む▼
  • (5.0) 心に伝わる物語
    チャージさん 投稿日:2022/5/16
    物事の考え方、言葉について如何に丁寧に考えられているかを実感する作品です。この内容でよく無事に出版されたなと驚き良かったなと思いました。 リスクヘッジばかりを考える当代達には綺麗事に感じて認められなさそうなので。 原作者の伝えたい事 を正しく理解して作画されているととても感じています。そのきっかけを以て原作を読みたいと感じました。 アニメは残念ながら…でしたね。肝心の言霊を含むような言葉をカットしていて、台本製作担当者の国語力が不足していると感じました。幼少期における本人の読書量が圧倒的に少なく作文の訓練が不足しているとありがちな事です。 よく原作者さんが気を悪くしないな〜と思ってしまうくらいですが、作品が世に出ないよりは良いです。 また、主人公の声優が幼稚な発音、滑舌で聞いてて知性を感じず苛々してきましたが判断の為に最後まで見るつもりです。 もっとみる▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

記憶有りの転生物語!
営業:チョコボール(シーモアスタッフ)
原作・柳野かなた先生、キャラクター原案・輪くすさが先生のライトノベルを、奥橋睦先生が漫画担当しコミカライズ化!3人の不死者に育ててもらっているウィリアム、生前の記憶を持ち新たな世界を生き直す転生ものが題材になっています。主人公が魔法や学問を学び成長していく異世界ファンタジー作品です。

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アニメ化

「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」

【声の出演】

ウィル:千葉翔也 / メネル:村瀬歩 / ビィ:鈴木絵理 / トニオ:遊佐浩二 / レイストフ:乃村健次 / バグリー:稲葉実 / エセルバルド:田丸篤志 / グレイスフィール:悠木碧

【あらすじ】

死者の街を出てから二年が経ち、ウィルは数えで17歳になっていた。領主として「灯火の河港」を発展させ、徐々に「獣の森」には人々の営みと笑顔が戻ってきた。しかし、季節外れの花が咲き乱れ、森の異常が発覚する。この問題を解決するべく森の奥に向かったウィルたちは、森の王から不吉な予言を受ける。「鉄錆の山脈に、“黒き災いの火"が起こる。火は燃え広がり、あるいは、この地の全てを焼きつくすであろう」滅びしドワーフの都である「鉄錆山脈」に眠る災いとは…!?新たな出会いと共に再びウィルたちの冒険が始まる!

【制作会社】

OLM、SUNRISE BEYOND

【スタッフ情報】

原作:柳野かなた(オーバーラップ文庫刊) / キャラクター原案:輪くすさが

監督:岩永彰

シリーズ構成:髙橋龍也 / キャラクターデザイン:新井達也 羽田浩二 / 音楽:高田龍一(MONACA)、帆足圭吾(MONACA)

【関連リンク】

公式サイト「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」

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