絵が綺麗なので読み始めましたが、正直最初は期待していませんでした。
よくある、転生してるから俺TUEEEE漫画だったら途中で読むのやめるかも、なんて思っていましたが、良い意味で裏切られました!
確かに俺TUEEEEなんですが、彼にと
っては魔王なのでもう本当に「当たり前」なだけなんですよね。
子孫たちの退化に嘆きたいくらいに彼にとっては全てのことが造作もないことなのに対して、周りの現代の子達は反則レベルで強い変人にドン引きっていう絵図がかなり笑えます(笑)
まぁ実際嘆くわけでもなく、それだけ平和な時代になったんだな〜と笑顔で見守る主人公が好きです。
とにかくレベルの違いが大きすぎていっそ清々しい。
主人公にとっては学園での全ての出来事が、大人1人が子供たちのおままごとに付き合ってるみたいな気分なんだろうな〜と思いました。
魔王様本人なのに、ずっと暖かい目で学園ごっこに付き合ってるのはなんだか微笑ましくて可愛い気もしてきます。
魔王本人だと言っても信じてくれない周りの子達に対して、バカにされようとも毎度笑顔で聞き流してあげてるところは器の大きさも感じます。
1巻の時点では、こんなに実力見せつけてるのに主人公が魔王だって信じないなんて、現代の人々はどんだけバカなの?とツッコみたくなっていましたが、そのこと自体にどうやら秘密が隠されているようで。
ただ単に現代の子達がバカなのではなく、大きなカラクリがあり、全てが伏線となって繋がっていくのだなと感心しました。
まだまだ明かされていないことが多いですが、だからこそ楽しみです。
主人公が「兄弟」について1巻で反応しているのも、きっとこれから明かされることへの伏線なんだろうなと思います。
ヒロインが今時点で2人出てきますが、どちらも可愛いのなんの。
絵がとても上手いので程よいムチムチ加減に加えてキュートなお顔で触りたくなります(笑)
そしてただ可愛いだけじゃなく、何か秘密を抱えている様子の2人。
3巻ではそれが明らかになり、きっと主人公が窮地を救うんだろうなと思うと楽しみです。
最強かつイケメンで、優しさや茶目っ気(伝わってないけど)もある主人公が見ていて飽きません。
産んですぐ我が子に成長されたのに怖がらず溺愛してくれる両親のキャラも大好きです(笑)
蘇生できるからって多少暴挙がすぎる部分もありますが…気になった方は是非読んでみてください。
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