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新妻物語 Ⅰ ギリシア富豪の花嫁の掟

500pt/550円(税込)

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作品内容

ギリシア富豪アントニオスと恋に落ちたこと、それがリンジーの悲劇の始まりだった。彼の祖国で妻に迎えられると、待っていたのはニューヨーク生まれで庶民のリンジーを蔑む義弟妹たち。頼みの夫は家庭を顧みない仕事人間だとわかり、リンジーは孤独に耐えられず故郷に逃げ戻った。お願いアントニオス、この結婚は間違いだったとわかって…。悲劇の終幕を願うリンジーの前に、半年の沈黙を経て薄情な夫は現れた。離婚を受け入れる代わりの、苦しい条件を用意して――。

詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 新妻物語 Ⅰ ギリシア富豪の花嫁の掟

    500pt/550円(税込)

    ギリシア富豪アントニオスと恋に落ちたこと、それがリンジーの悲劇の始まりだった。彼の祖国で妻に迎えられると、待っていたのはニューヨーク生まれで庶民のリンジーを蔑む義弟妹たち。頼みの夫は家庭を顧みない仕事人間だとわかり、リンジーは孤独に耐えられず故郷に逃げ戻った。お願いアントニオス、この結婚は間違いだったとわかって…。悲劇の終幕を願うリンジーの前に、半年の沈黙を経て薄情な夫は現れた。離婚を受け入れる代わりの、苦しい条件を用意して――。

レビュー

新妻物語 Ⅰ ギリシア富豪の花嫁の掟のレビュー

平均評価:4.3 15件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 素敵なお話でした
    hiroさん 投稿日:2022/4/30
    ヒーローのお母様が素敵でした。ヒロインにもヒーローにも的確で思いやりのあるアドバイスをしてくれたおかげで、病気の事を打ち明けたりお互いを思いやることができて、よかったです。

高評価レビュー

  • (5.0) 絆を築くには険しい道を歩かねばならない
    romance2さん 投稿日:2019/9/23
    このストーリーの核は「秘密」と、その秘密を「話す」こと。言わないのは事情がある。心理的抵抗もある。自分を守っているというのもあるだろう。 シーモアで秘密という語で検索すると100頁に渡って書名に使用されている語と判る。安易に用いると覗き見 志向の露悪な話になりかねない。本作が全面に出している、愛し愛され、または、信じ信頼される関係の下に話す=一歩前に進む、は、本当に難しい。 「掟」の邦題は全く合ってない。 思いきって言ってしまえば、結果から振り返って言って良かった、とはなることかも知れなくても、抱えているときに他言などなかなか。 ヒロインのように、打ち明けようにも、タイミングやシチュエーションなど事情が揃わないことも。 この二人は、その壁を崩すのに回り道してしまった。それは状況をこじらせて、人の心を頑なにしてしまう。もう一度歩み寄る努力を払うときは、人の忠告が、大好きな人からの心からの言葉が、ヒロインには必要だった。 次は、彼の番。彼もまた、彼の側での他人に知られないようにしていることを抱えていた。 この代わりばんこの、心の重荷の荷卸が二人の関係、周囲との関係を堅固に。 ヒロインが、私が養うわ、の申し出が素晴らしい! HQは、男性に地位も財産もあり、何だかそういう人に見初めてもらえてシンデレラ、型の、女として理解はするが、ばっかりだと辟易のストーリーで溢れかえってる。お金が目当ての女が嫌と、ヒロインの相手に女性への不満を漏らさせておきながら、ヒロイン自身が人(読み手?)も羨む上昇志向満足度MAXの結末。こんな流れには時々、女性という生き物の面倒臭いズルさを思うのだが、本作は、給料が高いわけでもない準教授レベルで、私が食べさせると。 ここにかっこよさを感じて、物凄く気分がいい。 別れる時って、やはり別れるだけの理由がしっかり無いと、ズルズルしている時間を作ってしまう。それでも、関係を築き上げていくには、二人とも相手の方に近寄らないと(そのエネルギーが、残っていれば)。そんな、当たり前なんだけどこじれてる間柄には難しいことを描写していた。 藍先生はHQにふさわしい女性、子どもじみたところのない雰囲気を持つ女性を、しっかり表現してくれるので、二人の姿を嘘臭さなく読むことが出来る。 他の親族女性達、それに兄弟関係とかも、自然な差し挟み方で漂う空気を示して、変化を感じ取れた。 もっとみる▼
  • (5.0) 素晴らしきは姑
    suuyanさん 投稿日:2019/8/14
    全てのすれ違いはアントニオスの父親のせいなんだけれど、アントニオスは彼の思考の中で父親を神にも匹敵するほどの存在にしてしまっていた。父と言えども1人の人であると認識できていたのなら、会社の運営も、弟のレオニダスとの関係もそして結婚も上手くま わっていただろうに、かれは頭が固い。スクエアな男性だ。彼にとってリンジーと向き合うことが良い方向への道標となっていく展開がとても素晴らしく読みました。その土台を作ってくれたのは母。リンジーの姑。「難しいが立ち向かえ」「思いやりを持て」と、素晴らしい女性です。また、リンジーがニューヨークへ転勤になるために夫が付いていくという展開にも拍手です。素晴らしい。世の女性のお手本となり得る1冊です。 もっとみる▼
  • (5.0)
    さーさん 投稿日:2019/4/24
    【このレビューはネタバレを含みます】 不安障害を患うヒロイン。秘密を抱え一人で弱々しくも戦います。ヒーローや その家族に打ち明けることで心に強さを身に付けます。理解のある家族に感謝ですね。味方がいると人間は強くなる。 ヒーローにも亡き父から背負った秘密があり苦悩していました。強くなったヒロインに救われましたね。 父ちゃん、自分のプライド守る為に我が子に負担かけちゃダメだよ! 続きを読む▼
  • (5.0) 最後
    あてみやさん 投稿日:2019/12/7
    終わり方…よかった…なんて素敵なんだ、お母様! それにしても、出会って一週間で結婚て。 まずそこが無茶だったかな。自分たちでも言ってたけど。 でもよい話でした。もう一回読もっと。
  • (5.0) すごく
    yuzさん 投稿日:2020/5/7
    感動しました。 愛し合ってたら何度だってやり直せるんだなぁって、感激しました。素直になるってメッチャ大事。 教訓として生きていきます。

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