女装もの好きなので気になっていましたが、単話で立ち読みした時点で話が予想できたため迷っていました。が、購入して正解でした。そもそも女装攻好きなのでハイスペでスパダリな美人女装攻は文句なく好みでしたが、元はタチ専の受が女装攻よりちょっとだけ体
格が良くて逆体格差で、そのちょっと加減が絶妙で逆体格差はあまり好みではありませんがそんなに気にならずスパイスとして読めました。作者様がネームと作画に分かれていらっしゃるとのことで、作画はさらりとした線が綺麗で癖が強すぎることもなく見やすいですし、キャラクターの台詞も巧くて魅力的です。お二人で創られている仰々しさは感じずに読みやすく、あっさり読めるんですがお二人の分業だからこその良さはしっかりあったと思いました。ストーリーの流れ上にエロがあるので、がっつりエロをお探しの方には物足りないかと思います。収録は表題作４話と読み切り１話、後日談のSSと電子限定SSです。発表時系列は読み切りの方が先のようですが内容的にはあまり関係はありません。表題作と読み切りはスピンオフというほどではありませんが同じ世界観で、主役は全く別です。表題作と読み切り共にレビュー時点で単話配信もされています。後日談SSは表題作と読み切り両方にかかる内容で、限定SSは表題作の内容です。女装攻ものって好きなんですが、ありそうであまりないため続編が創られることに願って期待です。
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