作中でお互いがしきりに「こいつのことは好きじゃない」って言ってて、周りは「いや、お前ら相思相愛じゃん」ってはやし立てるんだけど、色々あって体の関係になっちゃう。
読んでる途中は、そんな2人を見ながら「こんなんもう大好きじゃん、はよ好きって
言えや」なんて焦れたりもして、すっごく楽しめたんですけど。読み終わってから改めて振り返ってみると、このCPは好きよりも共依存の側面が強いのかなと思いました。『なんだかんだ色々許してくれる見目の良い同居人』『自分がいないとやっていけなさそうな世話の焼ける同居人』が、互いに”俺のほうがアイツのこと知ってるのに…”って思ってるに留まってて、恋には発展していない。『もっと尽くしてくれる見目の良い人・もっと尽くさせてくれる人』が現れれば、もしかしたらそっちに傾いてしまうかもしれない危うさがまだちょっと残っているように感じられて、ここから彼らがきちんと想い合うためのお話が続きで読めたらいいな、って思いました。
2巻きたら買います。
(2024/03/29追記)
2巻買いました。めっっっっっっっっちゃ良かったです。それ以上は何も言わない。買え。以上。
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