ちっこい扉絵は、絵柄的にイマイチかな? と思ったけど、中身はとっても良かったです。
その手を知っている(1〜4話)遠縁の売れっ子俳優・彰吾が、引き取った身よりのない高校生・湊にご執心なワケは…。
はじめのエッチでいきなり
ヤってるシーンに突入してたから驚きましたが、全般的に、その容姿からは想像出来ないほど湊を溺愛している彰吾がグッでした。湊も可愛いです。
11話後半にもその後の話があります。
ラビラビ・アワー(5・6話)甥で高校生の理也(リーヤ)と住んでる司(リーマン)は、シルバー欲しさにバイトを勝手に決めて来た理也に…。
伯父×甥…禁断の香りが堪りませんが、司のためにあることに熱心に打ち込む理也、ワガママなとこも含めて可愛いです。
DIVE TO BLUE(7・8話)前出で理也が「し〜ちゃん」と慕ってたバイト先の雫のストーリー。
想い人の久保田は陸上バカで、怪我で引退した高清水を再び高跳びへと口説き落とそうと必死、気持ちの持って行き場が無い雫はセフレ(?)と体を重ね…。物語というか、話の流れ自体がちょっとわかりずらく、2回読み返してやっとわかりました。
久保田の言葉に全く取り合わない高清水は、その度に雫へ助けを求めてたけど、雫が久保田へアクションを起こしたのが切っ掛けで、3人の関係が大きく変わります。
わがままなチェリー(9・10・11話前半)雫のバイト先、セージサクラ が話の舞台で、オーナーの年の離れた弟・森之は、厨房担当で姉の恋人春樹が家に居着いたのを口実に、店の上の部屋に小さい頃から好きだった店長と住む事を勝手に目論んでいたが…。
色んな人達が次から次へと登場するので、名前と顔、関係性を把握するのに読みつ戻りつしながらで、ちょっと面倒でした。
森之の店長(錦)との妄想シーンが激しいのと、自分がヤられ役になってるのを想像してるシーン、中学生のクセにホントにヤるときにはちょっぴり男らしい表情を見せるのが、良かったです。タイトルに「チェリー」って…勝手に萌えてしまいました
Growing(11話後半)表題作の、ちょっと大人っぽくなった湊と、心配性の彰吾の話で、嘘をついてバイトに行ってたことを知った彰吾は…。ショートだけどホンワリした話でした。彰吾のマネ・宮坂さんは見た目と違ってイイ人だけど、どこか貧乏くじっぽいです。
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