(ー読み放題からですー) 物や食べ物を捨てる時に「ありがとう」とか「またね…」と言ってしまうのですが…何となく自分のその感覚とお話が似ているかな…と思い読んでみました。「擬人化」と言うんですね…。短編集です。
車のカギ×エンジン イヤホン
×音楽プレーヤー オセロの白×黒 自転車×バックパック 望遠鏡×雨傘 10円玉×公衆電話。 走っている時の貴方の心音が好き、とカギくん…。オセロのコマで表裏一体なのに、初恋の様な想いを互いに秘めている2人…。エチ描写はありませんが、それぞれのモノ達がぽつぽつと秘めた想いを(久しぶりに逢えたのかな…と読んでいて感じましたが…)相手に対して伝えています。その伝え方が、作者さまの絵柄と相まって切ない雰囲気で良かったです…。
個人的に良かったのは、10円玉×公衆電話です。10円玉が帰ってきた冒頭のシーンが可愛くて、公衆電話さんの遠くを見る横顔が、こんな風に毎日過ごしていたんだなぁ…と思って、良いな…と思いました。評価が低いですが、好みですかね…。初めて読んだ作者さまですが、先生のDKものとか読んでみたいな…と思いました。(レビューを書いている途中で あ、読み放題だった…と気付く事があって…そうなんですよ、途中に入れたりしてたので… 今回は忘れず冒頭に…。)
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