先生の作品は『恋病スキャンダル』に続いて2作品目。
恋病も面白かったし、他にも読んでみたい作品が色々あるんですが、まずは気になったこちらから。
表題作のみ、181ページ。
500歳の吸血鬼のミハエル×ミハイルに拾われ育てられた人間
ヨハン。
親子としてヨハンに溢れるほどの愛情を注ぎ育ててきたミハイルとミハエルのことを性的に愛しているヨハン、2人の噛み合わない愛情のすれ違いが面白い。
「パパに向かってなんだいその○○はー」のくだりには笑わせてもらいました(笑)
先生の描くキャラは色々振りきっていて見ていて楽しいです。
この作品もコミカルな要素が強いかなと思って読み始めましたが、シリアスな場面では胸がギュッと切なくなり涙が出ました。
とにかく愛が深い…。
ミハエルのことをミーシャと呼ぶときのヨハンが可愛いし、天然で泣き虫でヨハンのことが大好きすぎるミハエルが可愛いくて、甘々なやり取りをもっと見ていたくなりました。
読後感とっても良いです。
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