宵々モノローグ 小冊子付き特別仕立て

新刊作者さん買い！じゃのめ先生は、好きな作家ベスト5に入ってます。映画のような斬新なカメラワークとエロな腰つきに惚れる！ まだ読んでない方が羨ましい〜、記憶をなくしてもう一度、素敵男子たちの寮生活、部活動の青春の日々に初萌えの海に浸りたい〜！ 同じ映画部のお話で登場人物も重なっているので、初めての方は、順番は時系列順に「黄昏〜」→「残像〜」→「黄昏overlap 」→「宵宵〜」で是非読んでください。
シリーズで最初から読んでいた方には、えっってなりますが、あの帽子とメガネがトレードマークだった3年の先輩が主人公。今まで帽子とメガネの下は見せてませんでしたが、なんと！、外してみるともしかしたらシリーズ登場人物中1番カッコいいかも。そしてクールで冷静沈着で映像しか興味なくて感情が動かされないように見えたあの先輩が！！ この作品で新しい登場人物の1年生詩音くん、可愛いのに強くて、キャピキャピしてるのに実は真面目な子とお付き合いを始めるのですよ〜 もちろんシリーズならではの映画部みなで一所懸命作品を作り上げる青春を一緒に追体験できます。そして、あの先輩が変わっていくのを私は寮部屋の天井から眺めてましたね。ありがとうございますうううう。これで成仏できそうです。作中に黄昏〜のメインの寿が主演俳優として登場するシーンがあって、そこがカッコよすぎて！息を飲みましたね。ああいうバン！って出てくる演出、目が離せなくなる描写、それからエチシーンでメガネのフォーカスのとこ、脱がせるところの瞬間切り取った1コマ、えっ、口に含んでるのは枠線じゃないんですよね？っていうやっばいエロい1コマ、どれもこれもほんとうに独特で素敵で先生の大ファンです、ずっとついていきます！！
もちろん単話全部発売当日0時に買ってましたが、おまけ描き下ろしと小冊子目当てで単行本買って大正解！ 小冊子では「黄昏〜」CPと「残像〜」CPの仲良いシーンが見られて大満足！！そして「黄昏〜」の続編連載が秋からスタートとのこと、秋まで生きていく力がわきました！！！ありがとうございますうううううう。

高校の映画部を舞台にした黄昏アウトフォーカスシリーズ４作目。黄昏→残像→宵々。（宵々の前にoverlapが出てますが、こちらは、黄昏ｃｐ９割くらい、残像ｃｐの前日譚といったところでしょうか、特別版です。）残像スローモーションで、結構印象に残る脇キャラの映像クリエイター、不愛想ハイスペック攻め礼と、恋人探しが入部動機です、と挨拶しちゃう陽キャ１年受け詩音のお話。礼は、残像のとき、好きなキャラだったので、嬉しいです。自分のやりたいことだけにしか興味がなく、興味がないから、軽く詩音と付き合うことにしたり、その後放置だったりして、「付き合う」を楽しみたい詩音は振り回されたり。でも、他人にも自分自身にも興味がなかった礼、恋人ごっこをしたかった詩音が、お互い、少しずつ心通わせ、本当の恋人になる、というお話。不愛想で淡々としていた礼が、振り回しているはずの詩音に、だんだん振り回されていくのがいい。自覚してからの、行動力と甘さには萌えます。所々、ポエムっぽい表現が出てきて、シリーズ他作と、違う雰囲気のところもありますが、それは、最後に納得します。もちろん、二人の恋のお話なのですが、シリーズ通して、主軸に、恋以外にも自分を懸けられるものに懸命になっている男の子たちの姿があり、心打たれます。あと、先生の描くキャラの、ちょっとした顔の角度、仕草などが色っぽくてかっこよくて眼福です。Ｈは、修正で雰囲気が壊れないよう、できるだけ見えない角度での描写です。基本的には、この１冊でも内容は分かりますし、楽しめます。シリーズに興味がなければ、小冊子なしのほうの購入でいいと思いますが、シリーズ他ｃｐも好きな方は、絶対、他ｃｐが出ている描き下ろし付きのこちらをお薦めします。本編206ｐ、描き下ろし13ｐ、番外描き下ろし付き全260ｐ。

映画部シリーズ４作目で作者さん買いです。小冊子付きの本作品は、表題作のみ全６話＋描き下ろし＋小冊子の内容が付いてボリュームたっぷり合計260ページ。映画部元副部長の礼先輩×彼氏を求めて映画部に入部した１年の詩音のお話です。皆さん仰ってますが、まさかあの礼先輩がメインになるなんて！しかもすごい貞操観念が低いクズでした笑！来るもの拒まずで誰でも良くて、なんなら付き合ったら詩音が映画部辞めてくれるんじゃないかという理由で、詩音に交際を提案した礼先輩。片や、面食いで恋に恋する夢見がちな詩音。中学時代の同級生に自慢したいという理由で、とりあえず礼先輩の提案を受け入れて…。割れ鍋に綴じ蓋というか、ある意味お似合いの二人でした。と、最初はお互いに対する印象も良くないんですが、二人とも根は真面目で、最初の印象からの挽回が凄かった！最後には絶対二人の印象が変わるので、最初の試し読みでこのキャラ合わないかも…という方もぜひ最後まで読んでみてほしいなと思いました。あとはやっぱり皆さんも書かれてますが、攻めたアングルは特筆すべきですよね。上から、下から、斜めから…と色んなアングルから描かれたコマが、よりダイナミックさを引き出してます。こんな攻めたアングルなのに、人物の身体のバランスが崩れないのも凄いなぁと、じゃのめ作品を読むといつも感嘆してしまいます。