BLマンガ

2巻完結

こんな恋なら終わりにしたい！上【電子限定おまけ付き】

コウキ。

（4.3）投稿数162件

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作品内容

同棲を始めて１年半の兎太（ゲイ）とリョウ（ノンケ）。最初は諍いもあったけど、今やすっかり熟年夫婦のように平穏な生活。二人で作る朝食、ネクタイの色を決めるのは兎太、リーマン同士の意識高い上質な暮らし──。ここ一年キスもＨもナシのセックスレスカップルだけど、想い合っていればレスだって幸せですよね！？そう思い込もうとする兎太はふと思い出す。一年半前、DTだったリョウと暮らすようになった時一体自分たちはどんなだったっけ！？初Hは──！？電子限定おまけ付き!!

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完結

電子限定特典

リーマン(BL)

詳細

簡単

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

リーマン(BL) / 電子特典付き

作品タグ

：ちょっとしたすれ違い / ハッピーな気持ち / 幸せな気持ち / 素直な気持ち / 細やかな描写 / 絵が綺麗 / 絵が繊細 / 良いコンビ / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：幻冬舎コミックス

雑誌・レーベル

：ルチル / バーズコミックス　ルチルコレクション

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2021年12月24日

ファイルサイズ

： 53.2MB

出版年月

： 2021年12月

ISBN

：

9784344849617

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

こんな恋なら終わりにしたい！のレビュー

平均評価：4.3 162件のレビューをみる

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高評価レビュー

MW さん

(女性/－) 総レビュー数：3278件

上下巻一気読み。エチレス同棲から始まる

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買い。上巻発売画像少し経って下巻も発売されて、上下巻揃って一気読み。雑誌連載は2018年からだったので3年間かけて完結してます。作者さんは小説の挿絵もたくさん描かれているので決め絵ポーズがとても素敵。ARUKU先生原作でコウキ。先生作画の叙情SF「君の夢を見ている」はぜひ読んでもらいたいのですが、この作品もなかなかどうして、とっても良かった。作者さんの三兄弟シリーズはオープンな兄弟が少し突き抜けてて合わない人いるかなと思ったけど、この上下巻は万人にオススメできますよ。時系列で描かれてなくて、ノンケと同棲しててハッピーなはずだけどずっとエチレス、これ同棲の意味あるの？っていう現在から、どうして同棲に至ったかっていう過去へ遡っていくので、少し複雑な構成になってます。でもそこが良いんですよ〜。雑誌で追ってた方は苦労したかもしれないけど、単行本で一気に読めて幸せ。年上部下×年下上司なので、言葉遣いや関係が複雑です。年上部下にだけみえる年下上司のウサギ耳(名前が兎太なので)やウサギ型吹き出しも可愛い〜。ダメダメから1年間で変わってく元DT年上部下さんの努力とその理由とか、男一人の末っ子生まれで苦労してる年下上司くんが、躾すぎてしまった結果言葉足らずで困ったことになったとか、そういう行き違いも面白い。途中少しショッキングなシーンがあって(苗字が阿部って言えばあーそうだよねーってなる)、その後赦してしまうの確かに凄いなって思う、でもダブル不倫を描いた別作者さんの女性漫画ジャンル他作品で同じような事があっても赦してたし、私的には納得。
まだレビュー少ないのは上下巻で手出しにくいのかな。作者さんの作品の中では、「君の夢を見ている」と同じくらい、ぜひ読んでもらいたいな〜

18件

2022年2月23日

みはるぴょんさん

(女性/50代) 総レビュー数：2795件

しみじみ愛おしい作品・・なのです😊

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの画も作風もとても好き♪じっくりと育って行く２人の「愛」までの過程がとても丁寧かつ繊細に描かれていて、構成もとても上手いのです😄
ゲイを隠して女性と同棲・・・自分も世間も騙して生きているリーマン：兎太（うた）と、中途採用でやってきた年上の部下でモサい男：生亀（いき）との、それはそれは長～い、ドキュメンタリーのような恋の軌跡💕
プロローグから兎太と生亀が同棲するきっかけに遡り、更に２人が（生亀が兎太に）初めて出会ったエピソードに遡ってまたはじめに戻ってくるという楽しい手法になっていて、私には新鮮・・でした(^^一人づつの生い立ちもしっかり描かれているので、大人になってからの性格にとても納得・・・なんですよね。何故兎太が気づかい、気配りある繊細なコなのか、何故生亀が無頓着でKYな性格になったのか、などなど。そしてそれを矯正され、ようやく「兎太」という人間を理解できた生亀が・・・その成長が凄いんです✨まるでダンナ改造計画のようで見てて楽しかったです(^^そう・・やれば出来る！！なのね・・（笑）そこに行きつくまでの兎太の苦悩も、ちょっとププッと笑えて、リアルに「人と暮らす」って楽しいばかりじゃないんだよな～なんて思ったり。でもちょっと見方と考え方をガラッと変えてみれば、好転もするんだな・・・などと変なところで目鱗したり(^^;ただただBがLなだけじゃない、とても深い内容になっていて、凄く沁みました。全然ロマンティックじゃないけれど「それが２人(^^」なところもいいんですよね♪
味わいのある、ステキ✨な作品でした(^^

1件

2022年7月23日

律花さん

(女性/50代) 総レビュー数：593件

様々乗り越え多幸感でいっぱいに

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 何でも器用にテキパキこなす兎太とのんびりおっとりマイペースのリョウさん。正反対の二人の歩みをじっくり描いた、恋が育って愛が出来上がるまでのお話。
表紙の印象からポップで可愛い話かと思ったら、一筋縄ではいかないなかなか考えさせられるストーリーでした。

二人ともがそれぞれ歪な生い立ちや折り合いつかない性的指向など厄介なものを抱えながら、何とか取り繕ってここまで来て、お互いに出会ったことでそのままではいられなくなります。
最初はいろんな要素がてんこ盛りで、もう少しテーマを絞った方がわかりやすかったんじゃないかなと思ったのですが、読み進めるうちに実際一面だけじゃない、いろんなものが絡み合った混沌とした中で生きているのが人間だもんなぁとリアルさを感じました。
スムーズに正しい道を行ける人なんてそういない。みんないろんなことで躓いてたり間違ってたりするんだよね。
二人が上手く噛み合わず右往左往してるのがもどかしくはあるんだけど、普通の当たり前な人たちの等身大な恋愛を見ているようですごく共感できました。

兎太の気持ち置いてけぼりの長期計画とサプライズには笑ってしまったけど、この上ない結果オーライで、一緒に暮らした一年半で二人の間には様々なものが育っていたんだなぁと胸が熱くなりました。
最後には二人に起こった全てが繋がって、恋の成就へと収束していくのがすごく良かったです。
多幸感でいっぱいのラストで最高に満足でした。

11件

2022年1月28日

kou さん

(女性/60代～) 総レビュー数：494件

入れ子構造

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ マトリョーシカ人形みたいにひとつ開けると次の子が出てくる、また出てくる、まだあんの？
上下巻の上だけで既に多重構造になった現在と過去、ウサギ（兎太）とカメ（生亀）のキャラの深みに落とされていくような。
初読み作家様だったのですが、今までどうして知らなかったんだろう？
結婚情報誌制作関連の仕事をしている兎太と、中途入社の年上部下、生亀。
40p目の兎太の片目涙とか、通常のblとはちょっとずつ違う表現に掴まれてしまいました。
男が好きな自分を認められず、かといって同棲していた彼女との結婚にも踏み切れず、とうとうあんなことが起きてしまった兎太。
家庭環境のせいか、人と心触れ合わす機会も無く、人間的に欠落していた生亀。
成り行きでその後一緒に暮らし始めた男2人。
繊細な絵と繊細な心情の追い方。
挟み込まれるデフォルメの効いた絵も、綺麗系な絵も大好きなんですが、冒頭シーンに戻ってくるまでの行きつ戻りつが切なくて長くて。
どこに行き着くのかわからなくなってきた頃、下巻の中ほどすぎてやっと冒頭のシーンに。同じシーンなのに、もう上巻の時とは全然違う見え方。だって彼らの1年半を、なんならもっと長い年月を知ってしまったから。
いやもうほんと、どこに行くのこの2人？とは最後まで思いましたけど、泣きましたよ。
ストーリーの回収、上手いでしょ。思いがけずスパダリ製造機になった兎太、今度こそ幸せになるのよ〜。

9件

2022年4月15日

うめさん

(女性/－) 総レビュー数：1054件

カッコイイ攻め×可愛い受けではありません

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みの作家さん、試し読みに惹かれて読んだ作品、2巻で読み応えあり、走りも弛みもなく完成してます。でも、レスのカップルがモダモダからのハッピーエンド…かと想像してましたが、THE・BLという感じではなかったです。ノンケ攻めも、ゲイ受けも、最上級に性格が面倒くさい。なので、ストーリーもキャラもゆるふわな方に属しているはずなのに、なんだか可愛さとは反対側にいます。退院したての怪我人の荷物を、持ってあげることすら出来ないダメンズのリョウと、普通でなければとs/exが出来ない女性と結婚しようとする兎太。面倒くさい×2なので、二人はここぞという時に間違える。気持ちが通じず残念なことに。でも、こういう気が利かないとか、悩める男子の方が、スパダリとかよりリアルなのかも。素敵な攻め様と可愛い受けさんとは何か違う、BLらしさを楽しもうとすると物足りない。けれど、リョウと兎太の物語として読むと面白いのです。二人の面倒な心情も理解出来るし、家族含めた脇キャラ達の、毒も含めて分かりやすい。女性漫画くくりでもアリかも〜、と思います。でも、ちゃんとBLしてますので。

2件

2022年4月3日