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臆病者に花束を
1巻配信中

臆病者に花束を

700pt/770円(税込)

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作品内容

この恋心は音のように重なり、離れ、紡がれる――。
人に興味のない天才ピアニスト×自分を偽って生きる大学生

花屋でアルバイトをしている大学生の馨は駅から大学に急いで向かっていたところ、
才能あるピアニストで音大生の墨染とぶつかり、大切な楽譜を汚してしまう。
駅で待ち伏せをしてまで真摯に謝る馨に対し興味を持った墨染は
「友達になろう」と提案する。
音楽以外に興味を持ってこなかった墨染と、明るく友達も多い馨。
お互いの性格の違いに戸惑いつつも徐々に惹かれ合う二人だが――。
井ノ宮みやが贈る繊細で美しい物語。
商業初作品「染まる青にキス」も収録したデビューコミックス。

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  • 臆病者に花束を

    700pt/770円(税込)

    この恋心は音のように重なり、離れ、紡がれる――。
    人に興味のない天才ピアニスト×自分を偽って生きる大学生

    花屋でアルバイトをしている大学生の馨は駅から大学に急いで向かっていたところ、
    才能あるピアニストで音大生の墨染とぶつかり、大切な楽譜を汚してしまう。
    駅で待ち伏せをしてまで真摯に謝る馨に対し興味を持った墨染は
    「友達になろう」と提案する。
    音楽以外に興味を持ってこなかった墨染と、明るく友達も多い馨。
    お互いの性格の違いに戸惑いつつも徐々に惹かれ合う二人だが――。
    井ノ宮みやが贈る繊細で美しい物語。
    商業初作品「染まる青にキス」も収録したデビューコミックス。

レビュー

臆病者に花束をのレビュー

平均評価:4.5 69件のレビューをみる

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高評価レビュー

臆病者があきらめずに掴んだ一生物の恋
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 繊細で優しい空気を感じる美しい表紙絵の雰囲気を裏切らない、とても素敵なお話でした。作者様デビューコミックスだそうです。
大学院生の天才ピアニスト・墨染と花屋でアルバイトをしている大学生・馨。
馨が駅で墨染にぶつかり大切な楽譜を汚してしまった事をきちんと償いたいと日々謝罪に訪れるうちに、墨染が馨に興味を持ち・・とお話が始まります。

過去の経験から人との距離を敢えて取っている寡黙でマイペースな墨染と、明るく素直な性格だけれど、自身のセクシュアリティを隠し自分を偽り続ける事に慣れてしまっている馨。
普通であれば何の接点もなかったであろう2人が、互いを知る毎に、心の隙間を癒すように埋めるように優しく作用し合う関係に変わっていき、嬉しさや戸惑いを感じながら少しずつ惹かれ合っていく過程が丁寧に紡がれていきます。
ちょっとした表情や仕草に感情を乗せるのがとてもお上手で、それぞれに恋心が芽生えきているなぁと伝わる描写に頬が緩む事も多々。

想いが降り積もり大きくなるのと比例して不安も増し臆病になりながらも、たとえ傷付いてもこの想いだけは・・と思えるまでの過程に胸がじんとします。
そしてついさっきまでステージで優雅にピアノを奏でていた人からそんな言葉がでてこようとは笑
私的に墨染が最初の印象からけっこう変わってる所が1番好きで、こういうのツボなんですよね。
その流れからのエチはページ的には短めなのに、墨染が色っぽくて私も馨と一緒にドキドキしました。
きっと墨染はもう馨を手放せないだろうし、描き下ろしでも感じますが溺愛路線まっしぐらでしょうね。
表紙絵に散りばめられた金木犀の花びらも素敵で、馨の花束の綺麗な色合いが見られたのも嬉しい。あとがきの馨たちの名前の由来を読んでも、先生のこの作品への思い入れの深さを感じます。

同時収録のお話は、孤独な染色作家が元気なワンコに絆され心を開いていくお話でこちらも良かったです。
ドラマチックな展開を楽しむというよりは、惹かれ合っていく心情の変遷と、自身との葛藤や変化を望むまでの過程を繊細な心理描写と共に大切に追っていくお話で、私は大好きでした。また次の作品も楽しみにしています!
いいね
25件
2022年1月29日
ノクターンと金木犀
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 駅でぶつかり受けが持っていたコーヒーで、攻めの手書きで書き込まれた楽曲を汚してしまい。
平然と立ち去ろうとする攻めと、何かが引っ掛かり
謝罪の為、攻めと接触を取る受け。
大学生で花屋でバイト中でゲイの受けと、院生でピアニストの攻めと、偶然の出会いから。

作者さま初コミックの様で、おめでとうこざいます。
表紙に惹かれ購入しましたが、上回る良さでした!
音楽の才能に溢れ、演奏家と作曲家のコンポーザー・ピアニストを目指す攻めと、音楽とは無縁だけど、
バイトで花束を作れる様になった事を喜べる受け。
受けは同性愛者を自覚してからは、周りから好きな人からせめて嫌われないように本心に蓋をして生きてきて。攻めも、その才能から寄ってくる期待や声に押し
潰されない様に、音楽以外の感情に蓋をして。
全く違う世界に居る2人の様でいて、自分で閉じ込めていた感覚も、必要だった愛情が温かく描かれています。
音楽の素養が無い私でも、高尚にさせ過ぎず美しい音色のピアノも綺麗な花束も、当たり前ですが裏には
見合うだけの努力と時間と耐えるものの上にあり
それを見せないけれど、美しいとすっと入っていました。
2人が求める様に自然に最後のえっちまで描いてあるのも正直、嬉しい。そこも含めてこれからの自分にとっての生きる必要な存在になっていくふたりがとっても良かったです。
じんわり温かく読んで良かった作品でした。
本作と他、短編一編。
いいね
9件
2022年1月29日
じんわり染みてくるよう…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ デビューコミックスとのこと。とても丁寧に描かれているなと感じましたし(緊張感も伝わってくるようでした)、あとがきを拝見して、作者様のお人柄が作品に表れているなぁと、思いました。
最初は全体的に硬さが気になったのですが、墨染のキャラといい具合にマッチして、「あ、こういう人、いるかも」と、墨染と八瀬のやり取りを楽しんでいました。
フォロー様仰る通り、墨染の変化がとてもいいですよね。そう思うと、やっぱり最初の硬さは狙っての硬さだったのかな…💦プラネタリウムを境に、墨染さんの表情筋が生き返った~✨2人でピアノを弾くところもジーンときました。
「臆病者」なのは、2人とも。「臆病者」って、1人で勝手に怖がっている風にも思えてしまう言葉ですが、「失くすかもしれない」「一人ぼっちになってしまうかもしれない」という思いは、少なからず人を「臆病」にさせてしまうよな…と2人のやるせない気持ちに触れ、切なくなりました。
それでも、「伝えたい」と思った2人の真剣な想いが私にも伝わってきました。聴こえないはずの「音」を感じられるシーンが、とても好きです。
そして、溺愛甘々ラブラブな2人(特に墨染さんね!)が良い~。
八瀬の友達もいい子だったな~。チョイ出ですけど、ちゃんと八瀬のこと見てるな~と、そんなところにも嬉しくなりました。
いいね
17件
2022年1月31日
音と香りは夕暮れの大気に漂う
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ↑ピアノと花束という物語の2大モチーフから浮かんだドビュッシーのピアノ曲のタイトルです。八瀬馨は、駅でぶつかった拍子に持っていたコーヒーを、ピアニストで院生の墨染皓一の楽譜にぶちまけてしまいます。楽譜には書き込みが沢山されており、大切なものをダメにしたお詫びをしたいと言う馨に、授業があるからと墨染は足早に立ち去ります。何とか謝罪したい馨は駅で待つこと3度目で、やっとゆっくり会う約束を取り付けます。花屋でバイトする馨は、お詫びに自作の花束を受け取ってもらえることになります。ゲイであることを自覚してから、本音に蓋をするように生きてきた馨は、全く違う世界に生きる墨染に出逢い、どうしようも無く惹かれてゆきます。墨染もまた、経歴や実績ではなく墨染自身に好意を表す馨に気持ちが傾いてゆくのでした。突っこみどころはちょいちょいありますが、不思議ちゃん攻め×ワンコ受けのピュア系なお話です。『染まる青にキス』田舎街で藍を育てながら一人暮らす染色作家の吉野葵は、道に迷ったイギリス人のレオンを拾います。かなりの駆け足で展開し、あっさりと終わるので置いてきぼり感がありました。
いいね
1件
2022年3月20日
金木犀の香りがします❗
大好きな金木犀、花束からも裏表紙からも香りがしてくる気がします💕
秋になったら金木犀の香りの中読みたいなと思います。(今は新緑の季節)
以前、セールになっていた時に無料立ち読みをし、当時は、墨染さんの態度が不満で(漫画と分かっていても)購入しませんでしたが、やっぱり気になる作品である事には間違いはないので、今回またセールに、なっていたので購入しました。
読み始めてみると、やっぱり墨染さんの態度にイラつきながらも、馨頑張れと応援しながらも、途中からどんどん変わっていく墨染さんに晴れ晴れとした気持ちになりました♦♦
絵は変わっていないはずなのにいつの間にか墨染さんがイイ男になっている、なんで??
作者さんの魔法にかかったようです(笑)
ネタバレはしませんので、このレビューを読んで、わたしと同じ気持ちの方がいたら、是非読んで欲しいです。
最高の作品になる事間違いなしです😄
いいね
0件
2023年5月20日

最新のレビュー

綺麗なストーリー
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がカワイく、ストーリーが綺麗なので、何度も読み返し、コミックも購入しました。
金木犀って、良い香りですよね!
いいね
0件
2024年9月1日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

繊細なラブストーリー
営業:ませびー(シーモアスタッフ)
井ノ宮みや先生のデビューコミックス。人付き合いが下手な天才ピアニストの墨染と、明るく前向きながらも性嗜好に蓋をしていた馨。心のどこかに淋しさを抱えた者同士が出会って交流が始まる繊細なストーリーが美しい…!自分を知ってくれる人の大切さが沁みてグッときます。繊細なお話がお好きな方、必見です!

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