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ワンルーム、ループルーズ【シーモア限定版】

環山

（4.4）投稿数27件

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作品内容

職場と家の往復で、やりがいのない日々を過ごす高校教師の涼太は、酔った弾みでバーで働くヒロトをお持ち帰りしてしまう。そのことをきっかけにヒロトとの同棲が始まった。すると、寝て起きるだけだった部屋が涼太にとって安心できる場所になり、いつしかヒロトにも一緒にいるこの時間を楽しいと思ってもらいたい、と感じるように。しかし、涼太はヒロトに対し、それだけじゃない初めての感情も芽生えていて――…。社会に馴染めない二人のダメなところも愛おしい日々。　※【シーモア限定版】には、巻末に描き下ろしページが4ページございます。

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ワンルーム、ループルーズ【シーモア限定版】

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

教師(BL) / メガネ(BL) / シーモア限定特典付き / 電子特典付き

作品タグ

：穏やかな気持ち / 絵が繊細

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：アルファポリス

雑誌・レーベル

：アンダルシュCOMICS

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年6月1日

ファイルサイズ

： 115.8MB

※本作品はファイルサイズが大きいため、Wi-Fi環境でのご利用を推奨いたします。

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

ワンルーム、ループルーズ【シーモア限定版】のレビュー

平均評価：4.4 27件のレビューをみる

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高評価レビュー

うめさん

(女性/－) 総レビュー数：1053件

ふわっと、ピリッと、そして甘い

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ キレイなバーテンダーを、酔っ払って持ち帰った数学教師、半酩酊で流されるまま抱かれて、同棲に雪崩れ込む。バーテンダーのヒロトもキレイだけど、地味系教師の涼太もキレイ。ヒロトの設定から、スリリングな流れも予想されますが、そんな事はなく、二人がじわじわと甘くなっていく優しいストーリーです。身体からすぐに恋愛に発展…はしません。二人とも、自分の気持ちを認めて言葉にするまで時間がかかる。涼太は不器用で自信のなく、ヒロトは自分の意志があるようで無いような。結構モダモダもだもだするのですが、トラウマが…とか、当て馬が…とか、とある事情が…とかでは無いんです。二人の内面に問題アリで、ストレートな言動にならないのが問題です。あまり見ない関係性で、絵が繊細な事もあって、魅力的でした。年下のヒロトは諸々経験してきたようですが、匂わせる程度に描かれていたところも、生々しさが無くてスッキリと読めました。ヒロトが攻めでしたが、経験値高そうで、どちらもアリの人かな？無垢な涼太は、これから開花していきそうです。

5件

2022年6月1日

kuya さん

(－/－) 総レビュー数：2780件

人を好きになると

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 臆病が増すね。
美形バーテンのヒロトと自信がない教師の涼太の話。
涼太は自分の適性に疑問をもち、日々つまらなく、流されるまま過ごしていた。ストレス溜まって飲んでから帰宅したく寄ったバーでヒロトと出会う。
優しくしてくれて、褒めてくれて癒やされたので、ずっと一緒に居て欲しいと酔った勢いで言ったら、翌朝、居た（笑）実際なら度肝抜くよな。
ヒロトもお世話好きなのに、縛りや依存は嫌い、転々としていた。
これまでと涼太は少し違うかも、でもどうしてかはヒロトもわからなかった模様。涼太は気になるのに、必要なことは聞けない、言えない。ヒロトも。ままならないところを打破したのは、「最後かもしれない」という怖さ、寂しさ。素直が一番！
過度に反応し過ぎで行き過ぎた言葉を吐いてしまっていた涼太だけど、ヒロトといる多幸感、癒やしは捨てられなかった。お幸せにね。

1件

2023年4月13日

もぐりんさん

(－/－) 総レビュー数：638件

手をのばす勇気

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。個人的に涼太に感情移入してしまうところもあって、惹かれるものがありました。

繊細で考えすぎて、なにかと不器用に見える教師の涼太と明るくさらっと世渡り上手に見えるバーテンダーのヒロト。

体の関係はあっても、恋人といえるほどではない。自己評価の低い涼太を、この人は「欲しい」が言えない人だと瞬時に理解するヒロトもまた、決して明るいだけの人ではない。その描き方がとても好きでした。

お話は緩やかに進むし、事件と言うほどのなにかはないけれど、小さなエピソードの一つひとつが結構胸に響いてくるのですよね。

特に別れを決めてから一緒に出かける下りは、いやそんな辛いこと普通します？と突っ込みたくなるのですが、この2人だとそういうこともあるのじゃないか、そんな気にさせられます。

0件

2023年2月2日

ななしさん

(女性/30代) 総レビュー数：265件

静かに胸に来る物語

「あれが欲しい」「こうしたい」「これは嫌」が言えないで今まで生きてきた高校教師の涼太。
面倒を押し付けられることも軽く扱われることも独りぼっちにさえも慣れてしまって、思うところはあるものの淡々とそれらをやり過ごす毎日。
それが根無草のようなヒロトと暮らすことで初めて知る感情がどんどん生まれてきて。
優しくて甘やかしてくれるけど掴みどころがなく肝心の本心が見えない、というか心が無いかのようなヒロト。
「欲しい」が言えない性格だからどんどん自分の内に籠っていく涼太が切ない。
ヒロトの存在が涼太の心に開放をもたらしたのなら、涼太の存在はヒロトの心に救済をもたらしたのでしょうね。
静かな物語ですが、その静かさの中に孤独や焦りがずっと流れていてとても胸に来る物語でした。

2件

2022年12月6日

秋* さん

(女性/－) 総レビュー数：1000件

繊細て足りない2人

表題作のみ201P。絵柄が好きで買った作品です。高校教師の涼太が、酔った勢いでずっと居てと言った事からBARの店員ヒロトをお持ち帰り、致し、そのまま同棲スタート。2人共難儀な性格してる。特に涼太は相手の言動でアレコレ考えちゃって仕事でミスしちゃったりもしてネガティブになっていくのが見ててちょっぴり切ない。ヒロトは結局最後まで素性は明らかにならないので、どんな人生を歩んできたのか知りたかったですが涼太を救いあげ包み込んでくれる優しさを持った人。お互い伝えるという事をしないからもだもだすれ違いもおこるけど、最後はちゃんとハピエンで良かったです。修正は白抜き

1件

2023年12月13日