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蛍火艶夜 単話版第1話―田中志津摩一飛曹―

200pt/220円(税込)

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作品内容

「男女の間じゃないと…
本来しない事をしてました」

1945年3月、徳島。

カメラマンの淀野は報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていた。
「若者が憧れるかっこいい兵隊」を撮らねばならぬことはわかっているものの、淀野に懐く、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔についついレンズを向けてしまう。

志津摩の輝きに惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてる淀野。

ある晩。

不意に淀野のもとを訪れた志津摩。
話し込むうちに、レンズ越しには見えなかった深淵が――

「…じゃあ
俺にしてくれますか?」

いけないとはわかっていても、乱れゆく心と身体――。

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、劣情の第一夜。

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レビュー

蛍火艶夜 単話版のレビュー

平均評価:4.8 407件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 1番泣いたかもしれません
    ぐらさん 投稿日:2024/3/29
    【このレビューはネタバレを含みます】 坂ノ上×伴編の9話まで読了。 今はまでのお話の中で、1番泣いたかもしれません。 今までのオムニバスで最後救われるようなラストだったからです。 終盤まで、伴が坂ノ上にどう思ってたかわからなかったんですが最後の笑顔が導き出してくれたような気がします。 ほんとにすべてのオムニバス、読了感が違うので素晴らしい作品だと思います。 今回も考えさせられるお話でした。 続編も楽しみにしています。 続きを読む▼

高評価レビュー

  • (5.0) 読後、世界が変わると言っても過言ではない
    やまねさん 投稿日:2023/6/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 賛否両論あるようですが、それは特攻隊でBLだからですか?それだけが理由ならば、残念としか言いようがありません。読み進めて理解を深めるほどに、いかにamase先生が敬意を持って、精神を削って描かれているのかが分かる人には分かるかと思います。あそこまで情感のあるベッドシーンはなかなかお目にかかれません。こんなに美しいBL作品は他にないと胸を張って言えます。登場人物たちの心理描写、表情、仕草、細部に至るまで全てが美しく切なく愛おしいです。 塚本×和さんは読んでいて脳みそが溶けそうになりました。散々悩んだ末に決意し、手探りながらも持てるテクニックを駆使して和さんを抱く塚本の男気、最高です。自身も上り詰めそうになりながら必死に耐える様もリアルで息遣いまで聴こえてきそうでした。 そして、その塚本に身を任せて戸惑いながらも快楽に呑まれていく和さんのなんと甘美なことか!終盤にある塚本と一緒に果てたいという甘い願いが切なくて可愛い。本音は一度と言わず二度三度と抱いて欲しかった。お互いそれを望んでいた。それでも最後の晩を抱くことでなく徹夜で整備する時間に充てた塚本の信念に最期は一度拒んだ『キス』というカタチで応えた和さん。 痺れました。彼らはやはり漢なんだなと。 私は、八木さん×しずまくんが特に好きです。八木さんの荒々しさ、脆さ、煙草を燻らす際の表情たまりません。登場人物の中で最も人間くさく共感できる部分が多かったです。八木さんにとっての信子ちゃんは一つの理由ではあったけど、心の多くは占めていない。八木さんの胸の内にはもっと違うものがあったと思う。他の方のレビューに『立場が彼を作った』とあり本当にその通りだなと感じました。しずまくんは凛々しい眉毛とくりくりお目目に愛嬌たっぷりの立ち居振る舞い、時折見せる物欲しそうで切なげな表情に陰を感じる部分がありそこがまた彼の魅力だと感じました。そんなしずまくんだからこそ、孤独と闘い鎧を纏った八木さんは心を許し惹かれ、共有し、救われる部分が大きかったと感じます。話が進むにつれお互いの中に確かな想いが生まれ、しずまくんの『すき』が溢れてから八木さんが更に熱く濃く強く求めていく姿は息を呑みました。飛び立つ八木さんの表情、涙が止まりませんでした。最後の展開、どうなるのか…。少しでも救いがあればいいな。こんな素晴らしい作品を生み出してくださったamase先生に感謝です。 続きを読む▼
  • (5.0) 購入前の生活に戻れない
    もちもちさん 投稿日:2023/7/8
    【このレビューはネタバレを含みます】 最近広告でこの漫画を知って、即シーモア会員になって1〜6話まで一気に購入。 性癖のド真ん中にぶっささりすぎて「買わなきゃよかった……」ってくらいハマってしまって、購入から1週間以上たっても1日に何回も何回も見てしまいます。 特に塚本×橋内中尉編が好きすぎて…。 真面目で穏やかで信頼もある橋内中尉、でもピュアで欲求に素直で、鍛え上げられたムチムチボディでどエロくて喘ぎまくるなんて最高すぎる…。 「こ…これだけ頼んでるのに!」って可愛すぎんかぁ…。 頼めばしてもらえるって思ってるこのピュアさ!たまらん…。(多分言わなくても勝手に犯されたことしかないからなのか…) 行為中一度は気色悪い!って拒んだキスも、段々「してほしい…」っておねだり顔になってるのもたまらん…!! おそらく童貞非処女な橋内中尉の、劣情丸出しな濃厚な初めての愛ある体験をたくさん見させてもらって大変満足です!! 最期に自らキスをするところ、いつ見ても体が爆発しそうなくらい尊いです。あと照れながら3回もしたなんて自己申告…可愛すぎんかぁ…。 悲しい結末だけど、塚本くんが大切にしてた軟膏をお守り代わりに持って征けてよかった…。 やぎしずは辛すぎて前編、中編しか見れないです。心身共に元気な時に後編まで読んでます。 襟巻きのエピソードは実在された某大尉を彷彿とさせました。 お気に入りのシーンはたくさんあるのですが、逢瀬を重ねるたびに二人が親密になっていって、しずまくんが八木さんの部屋で好きって気持ちが溢れ出すシーン、しずまくんの気持ちが痛いほど伝わってきてあかんです…。 あと全裸で致してるのもあかん…。どう考えても身も心も繋がってる二人やん…。 結末がどうしても悲しいので、どうか自分の脳内だけでももっと長く幸せを感じてほしいと思って暇があれば二組のことについてすぐ妄想をしてしまいます。 原作では征ってしまわれたけど、私の脳内では二組とも毎日エロいことしながらずっと幸せな生活送ってます! こんな中毒性のある重厚な漫画初めてで、毎日頭から離れなくて人生初の感情に困惑してます。 雨瀬先生もものすごく精神を削りながら執筆されておられると思います。こんな素敵な作品を世に出してくれて心の底から本当に本当にありがとうございます!! ぜひできるところまで描いていただきたいです!ついていきます! 続きを読む▼
  • (5.0) 塚本太郎編もぜひお待ちしています…!
    かもすけさん 投稿日:2023/7/2
    【このレビューはネタバレを含みます】 1日に2,3回繰り返し繰り返し、大切に読んでいます。とくに和さんと塚本くんのお話が大好きで、2人の物語の続きを!と願うも、和さんが戻ってくることはなく…。塚本くんが機体整備で細工して、途中帰還するように仕向けてくれないかな…と思わず願いました。でも、国のために散ることこそ美しいという価値観を強要されている時代に、和さんを失敗させるようなことはしないだろうな…というより、考えつきもしないんだろうなと、考え直しました。塚本くんは和さんのことを想っているからこそ、機体に不備がないように、和さんが最期の瞬間まで優れた搭乗員でいられるように、決死の覚悟で整備したんですよねきっと…。数ヶ月後に終戦が訪れ、これまでと180度違う民主的な価値観を促され特攻の異様さが認知されていくなかで、なぜ和さんは死なないといけなかったのか、もっとできることはなかったのか、特攻がなければ和さんは今も隣にいてくれたのではないか……優しい塚本くんなら、そんな思いに囚われてしまいそうです。特攻を指示した上官は、責任を逃れるために失踪することもあったようで、そんな酷い様を目の当たりにしたときに、塚本くんはどう感じるのか。終戦を告げる玉音放送をどんな気持ちで聞いたのか…。塚本太郎編も、ぜひ、ぜひともお待ちしています!そして作品の題材上、不謹慎に思われる方がいるのは当然で、避けられないことだと思います。否定的意見に共感する部分もあり、作品を受け入れがたい気持ちもよくわかります。すみません…それでも自分は蛍火艶夜に出会えてよかったです。蛍火艶夜を読まなければ、特攻隊というものを誤解したままでした。勇敢な若者たちが、国のために自ら命を捧げた、お恥ずかしながらそんな印象を持っていました。しかし実際は、生きていたい若者が大半だった。生きたくても、特攻を拒否する選択肢がなかった。正気の沙汰ではありません…。蛍火艶夜を読んで、そして、自ら調べようとしなければ知り得ませんでした。こんな悲惨なことがなぜ起こってしまったのか、どうしたら避けられたのか、同じようなことが起きてしまったら自分達にできることはなにか…。大切なことを考えるきっかけをくれました。どうか、amase先生が描きたい物語を、最後まで貫いてくださいませ!そうじゃないと、こんなに人を動かすような、心に触れる作品は産み出せないのだと思います。どうかどうかお願いいたします! 続きを読む▼
  • (5.0) 螢火のような生命の灯が放つ鮮烈な物語
    みりみゆさん 投稿日:2022/8/17
    【このレビューはネタバレを含みます】 終戦記念日に刊行された、雨瀬シオリ先生の初商業BL。第二次世界大戦末期の神風特別攻撃隊を舞台にしたオムニバス作品の第一話を過去の戦争を振り返ると共に現在起きている戦争を想起した日に読んだ意味を考えないわけにはいかない気持ちになる、余韻に残る作品だ。 漢と漢の肉感的な交わりのエロスも濃厚で忘れたくても忘れられないほど印象的で凄かった。 完全に読後用のレビューになるので未読の方はご注意を。 従軍カメラマン淀野が惹かれた田中は先に特攻で散ったやぎの未亡人。何が2人の間にあったのか、直接の描写はないけれど、淀野との間の出来事からすると、先にやぎが田中をリードして始まった関係なのだろう。いずれ散る生命。その刹那に刻み込まれた想いや重みはどれほどなのだろう…想像すると胸が苦しくなる。 先にやぎが逝き、後を追い特攻を志願する田中の胸中は気持ちをやぎに持っていかれた、取り残された者として本来あるべきところに行くという心境だったのでは。 田中は、淀野の眼差しから欲望の匂いを嗅ぎ取り、やぎとの関係を打ち明け、やぎの代わりに田中を抱くことを求める…生命の灯がいつか消えることが分かっているからこそ鮮烈な印象に残るシーンで、気持ちはやぎにありながら身を預ける田中の肉感がもたらすエロスたるや。 田中も逝った後、残された淀野は田中と過ごした鮮烈な一夜にとらわれ続け、黒いえり巻をした「やぎ」の顔を見たいという執念に取り憑かれて、残りの人生を費やす…という戦後の描写。戦後なのに戦時下の特異な状況で起きた一夜に最も生きた実感を感じた者の終わらない戦後とその仄暗い感情にゾクリとする。 なぜ淀野は「やぎ」の顔を見ることにとらわれたのか。 完全な想像で違うかもしれないのだが、淀野は耳元で聞いたやぎの名前を呼ぶ田中の声が忘れられず、自分の気持ちを持っていった田中を連れていったやぎ…いわば、田中に執着する今の自分を作り出した大元となる人物に対する嫉みが生きる原動力になる中、やぎがどのような人間なのかを暴くまでは死ねないという執念からだろうか。 表紙の上目遣いをしている田中に手を差し伸べているのはやぎで、やぎが黒いマフラーを形見に残したシーンなのか。それとも淀野が夢想した田中の姿なのか。 一話目からこの余韻と重み。人間の仄暗い内面を抉り取る力に脱帽です。 続きを読む▼
  • (5.0) たった1夜から生まれた執念
    うめやまさん 投稿日:2022/8/15
    【このレビューはネタバレを含みます】 戦時中、記録係(今でいう報道カメラマンなのかな)として軍に従事していた淀野(攻)は特攻隊の田中(受)の事を気に入っていた。ある夜、たまたま風呂の時間に居合わせた淀野は田中の褌姿を見て息を飲むが、その顔を見られ時間を置いて田中にその劣情を指摘されてしまった淀野は、先に戦死した恋仲の男“やぎさん“と関係を暴露され…ー激しい一夜を共にした淀野と田中は、それ以降気まずくなり。ろくに話さぬまま、彼の部隊が移動した数日後、田中の名誉ある死を伝え聞いた。淀野の耳に残る、甘く切なく“やぎさん“を求める声は終戦後も淀野の耳に残り…田中を忘れることができず、否、ファインダー越しに笑いかける田中を抱き戦死した“やぎさん“を見つけるべく足しげく新聞社に頭を下げるのだった。 いや、本当。先生の既刊である倫理は〜を最新刊出る度に見てるんですが、いやもうエロいなぁ…倫理の先生は抱かれる側なのかなとか思いながら見てたんですよ。色気がヤバいじゃないですか、絵柄が。は〜〜…商業BLかかないかなぁ無理だわなとか思ってたらさぁ!ご光臨ですわ…(合掌)未亡人との…未亡人が…寂しくて淀野を利用して旦那を思い出しながら抱かれて、追いかけたくて追いかけたくて特攻隊に志願して見事に最期まで旦那を思って天国に逝ってさぁ……雑誌が違えば転生で幸せにルートか来世で出会って幸せにルートのやぎ×田中の神聖な行為を拝見したいけど?!いやでも間男の淀野…強烈な一夜を永遠に脳に刻まれた故に、何としても“やぎさん“を見つけたいという執念は田中の為なのか、はたまた嫉妬からか。どっちなんかはまだわからないけど、は〜…こりゃ凄いよ。凄いよ。凄くエロかった…田中も淀野に惹かれてたのかな…やぎさんの匂いがしない襟巻き身につけて淀野に抱かれる田中。田中は淀野からの歯形を身に纏って逝ってしまったけど…最期の数瞬、淀野のこと思い出してくれたかな田中…2話も楽しみ…早く淀野と一緒に愛憎に浸りたいね…田中くん、愛してるよ。 追記…2話/和さん…ああ…特攻何度も失敗して無事に帰還してと思ってしまった…相思相愛じゃん…ああ…これが戦争か、だから蛍火艶夜かと思った…最高に良かったけど辛い。7話/たっちゃうのかぁ…始まらない片思い、どうなるのか。8話/掛け合い交じわい最高すぎて…9話/打上げ花火のようだった… 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

読めば心がとらわれる
制作:わっきー(シーモアスタッフ)
『ここは今から倫理です。』の雨瀬シオリ先生の初BL!特攻隊の青年・志津摩と写真家・淀野の物語から始まる第二次世界大戦末期の特攻隊員たちの死へと向かう苦悩、激しくも切ない恋を描いたオムニバス作品。目前に迫る死に怯えながらも最後の瞬間まで生きもがこうとするその姿に胸が詰まり、涙が止まりません!

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